東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

響く響く(三日目)

響くと言えば、私などはやはりストレートに「音が響く」と連想します。 そして響くと言えば、やはり弦楽器の音でしょう。 私はエレキギター系は大好きなんですが、小学生の頃、ジミ・ヘンドリックスの「Purple haze」(紫の煙)のイントロを聴いて、あの強烈…

鳴竜(二日目)

今年の2月、中学高校と同じクラスで、高校卒業後も長らく一緒に遊んでいた友人が急逝しました。暫く互いに音信不通だったのですが、彼女とはよく日光とか箱根に行ったことを思い出しました。 この辺りで湿っぽい話は彼女もいやがると思うので、やめておきま…

ヒビキ(初日)

こんにちは。畠山裕美です。一週間よろしくお願い致します。 易の勉強を始めてから、漢字の成り立ちに結構興味が湧いてきたりします。 「響」という漢字は、上の「郷」と下の「音」から成り立ちます。「郷」は、象形で「ごちそうを真ん中にして二人が向き合…

ひびき⑦・・・三方良し。

おはようございます。 サントリーの創業者、鳥井信治郎氏の経営哲学のなかに、「三方良し」というのがあります。 これは、もともと近江商人の商いのモットーからきているようで、信治郎氏の生家のまわりも近江出身の商家が多く、丁稚奉公先の主人も彦根出身…

ひびき⑥・・・信心。

おはようございます。 サントリーの創業者である鳥井信治郎氏は、とても信心深い人だったようです。 例えば、伊集院静氏の小説「琥珀の夢」にも、その信心深さを物語るエピソードや、信心深さを育んだ幼少期の母親の教えが書かれています。 琥珀の夢 上 小説…

ひびき⑤・・・補足3.

おはようございます。 「からだにききわける」ということについて、補足というかたちで不快感覚、快適感覚について一昨日、昨日と書いてきました。 からだのサインを無視することなく、積極的に快をききわけていくことは、より良く生きていく方向性として正…

ひびき④・・・補足2。

おはようございます。 昨日は「からだにききわける」ということについて、不快感覚の捉え方から書きましたが、やはり積極的にききわけるべきは快適感覚なのです。 快を求めるからこそ、からだの不快のサインにも敏感になれ、快を識るからこそ、不快から快へ…

ひびき③・・・昨日の補足。

おはようございます。 昨日のブログの最後に「からだにききわける」ということを書きましたが、これについてはもうすこし書いておきたいと思います。 「からだにききわける」この根底には、元々備わる原始感覚で、からだにとって気持ちがいいのか、悪いのか…

ひびき②・・・ウィスキーより2。

おはようございます。 昨日、ウィスキーのことを書いていたら、ちょっと夜飲んでみたくなって、買いに行ってみたのですけど、「響」は最近売ってないんですね。 先々月あたりに「響」の17年物と「白洲」の12年物が原酒不足で販売休止になることは、小耳…

ひびき①・・・ウィスキーより。

おはようございます。 東京操体フォーラム実行委員ブログ、今日からは友松が担当いたします。 一週間、どうぞよろしくお願いいたします。 今回のテーマは「ひびき」です。「ひびき」と聞いて、はじめに思い浮かんだのが、あの琥珀色の飲み物です。 「響」。…

できることは、あるかもしれない

(昨日の続き) からだを診ることと、楽器や音楽に向かう事は 「ヒビキ」というキーワードを持ってつながりをもつことができる。 このようなことを考え始めたのは、 のらりくらりと続けてきた音楽活動を昨年「冬眠」してからのことだった。 音楽での活動で知…

読譜

(昨日の続き) 「からだ」という動態を、ある種の「楽器」に喩えてみるとき、 からだへの「触れ方」は、 楽器の「扱い方・弾き方」に通じるように思う。 一方、触れるというその前に常に問われていることもあり、 それはからだの「どこに触れるか」というこ…

おこぼれ

(昨日の続き) 臨床中に被験者本人がききわけているヒビキ(感覚)は 本人にしかききわけられないもの。 これが基本です。 一方で、例えば臨床に立ち会ったり 講習の実技に参加していると こんなこともあります。 急にあくびがでる。 実技を見ていてこちら…

楽器と観客

(昨日の続き) からだに触れ、触れられた方は からだからヒビキを感じる。 ここでいうヒビキは「感覚」という言葉にも 置き換えることができる。 そして、ききわけられるヒビキ(感覚)は 基本的には、その人自身にしかききわけられないものである。 からだ…

芸風

月に一回兄弟子である畠山先生の主催する 視診・触診講座に通い続けている。 この講座、現在は触診にすこぶる影響を与える外気功基礎のカリクラムを含む 豪華版に進化している。 blog.teizan.com この講習に長年参加し続けていると、 からだに触れる、その「…

予期せぬ音がきこえる

私事で恐縮だが、 ニホンヤモリと生活し始めて7年ほど経つ。 彼らは生きているものしか食べない習性があるので この時期は夜毎、クモやガなどの昆虫をハントしに出かける。 この最中の話である。 主食のクモは橋の欄干のところにいけば大体捕えることができ…

言葉変われば・・・

おはようございます。 一週間の日々の讃歌、瀧澤さんありがとうございました。 本日から寺本が担当します。 宜しくお願いします。 引き続きテーマは「ヒビキ」でお届けしています。 「あえてこういう言い方をする」 操体にはこの「あえて」という姿勢・態度…

今日も息を吸い込んで

とあるアコーディオン操者の「日々の賛歌」という曲を初めて耳にしたのはもう何年も前のことです。初めて耳にするのに、妙に懐かしく、アコーディオンの音もいいなあなんて感じていたのを覚えています。「ゆっくり息を吸い込んで」こんな歌詞が出てくるんで…

三茶の夜

月一の勉強会に合わせて上京した時の密かな愉しみが三茶の夜散歩。自然の中を歩くのもいいですが、商店街の喧騒や住宅街の静けさも僕にとっては魅力的です。三茶はその辺のバランスが良くて、日常の何でもない感じがただよう雰囲気に飽きることがありません…

不意打ち

先日、一枚の写真を見て、ふいに込み上げてくるものを感じました。感動と言ったらいいのか、何て言ったらいいのか、逃げ場を失ったそれが、その瞬間に込み上げてきて、 「なんで今?」みたいな感じでやってきました。 不意打ちを食らったような感じだったん…

分かります、その感じ

臨床を受けていただいた方に、「これは、言葉で説明されるより、一度体験した方が分かりますよ」とか、「やってもらったことを人に伝えたいんだけど、何て伝えていいのか分からないんです」とおっしゃっていただくことがあります。僕も含めて、からだにひび…

僕も体験しました

どこかを治してもらいたくて、病院に行ったり、治療院に行ったりするものですが、「ちょっと体験してみたい」と思って受けられるのも操体の面白さかもしれません。この間、臨床を受けられた方が終わってひとこと、「感動しました」僕自身も体験済みですが、…

気になりますよね

「落ちる(意識飛び)」という言葉が前情報として一人歩きしてしまうと、それを期待してというか、そこまで意識していなくてもかえって身構えてしまうこともあるようです。意識飛びは、からだにひびいた結果の一つの現象ですから、意識飛びしても、しなくて…

ホントに落ちた

香さん、ありがとうございます。今週は瀧澤です。よろしくお願いします。「落ちる(意識飛び)とは聞いていたけど、ホントに落ちるとは思わなかったです」最近、臨床を受けていただいた方の感想です。「意識飛び」とは、僕たちがよく使う用語で、ストンと意…

旬を味わう

旬のものを食べる。 旬の物を味わう。 旬のものを旬の時に味わう。 味覚も感覚を大切にすること。 味わいながら、からだに響く旬のエネルギーを感じる。 一週間ありがとうございました。 明日から、瀧澤実行委員です。

感覚

日常生活で感じる自分の感覚を大切に扱うことが いかに大切かを実感することが増えた。 操体では、からだの感覚を大切にするが、 からだの感覚を鈍化させないためには、 日常生活で感じる感覚とも向きあう必要があるのだと思う。 どんな場面でも感覚を大切に…

夏至

夏至。一年の中で昼の時間が長い日。 夜、暗くて不便を感じることは今の日本にはほぼ無い。 電気がなかった頃は、毎日、日の出から日没までの自然の流れを からだで実感していただのだろう。 便利になったことで失っている感覚が多くあるだろう。

キンキーブーツ

久しぶりに「キンキーブーツ」が見たくなり、DVDを見た。 経営不振に陥った老舗の靴工場がドラァグクイーン専門のブーツ工場として再生するというストーリーである。 映画がミュージカル化され、ミュージカルも人気である。 この中に出てくるドラァグクイー…

ことばの重み

自分に響く 自分で響きを感じることができるようになるために 自分の中で育てていかないと せっかく響いているものを私という器が受け取れない状態になってしまう。 自分の中で響いてこそ 周囲にも響きとして伝わっていくのだろうと思う。

知行合一

知行合一(ちこうごういつ)という熟語がある。 知ったことは、行動が伴ってこそ、 本当に知ることができるという意味であるが、 知識が行動と一致することで、 自分に響くものになるということなのだろう。