東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

ミタテ、ミタテられ。

おはようございます。 昨日は、感じるミタテということを書きましたが、感じるミタテは奥が深いです。 感じとるという事は誰でもできる事なのです。ですが、臨床に応用するとなると、からだのことを相応に識っておかねばなりません。 最低限、からだの動きは…

感じるミタテ。

おはようございます。 昨日は去年の夏にオーバーヒートした時に感じたことを書きましたが、やはり何事にもバランスというものがあるようです。 車でも、年数が経ってくると相応に故障しやすくなってきます。まだ新しい状態の時であれば、突発的に一部のパー…

オーバーヒートより。

おはようございます。 今週は友松が担当いたします。どうぞ宜しくお願い致します。 今回のテーマは「ミタテ」です。 最近は雨や曇りの日が多く、夏だというのに肌寒い日もありますね。今年の夏は暑くなると言われていたのに、去年のほうが暑かったように感じ…

日誌

操体の世界に足を踏み入れてから ひとつの「習慣」が増えた。 それは「日誌」を書くことだ。 この日誌は、日々少しでもいいから書き、 また書き続けることを師匠から勧められてきた。 それを勧める師匠自身のノートは 日々書き込まれ続けてきた結果膨らんで…

「だけ」のリスク

「当たり前」なこと。 「普通」なこと。 日常を何気なく支えているこうした存在へ 少しだけでも意識を向けてみれば、 いまのこの状況は「当たり前」でも「普通」でも ないのではないかと感じられてくる。 「そんなことは『当たり前』であり、『普通』である…

身立て(ミタテ)

操体は「からだ」の要求を診立てる。 そして、その要求に素直に応える。 同時に、 その人の普段の「生き方」、 日常どんな「ミタテ」を行いながら生きているか。 そんなことも診ている。 操体臨床の空間は、 「からだの要求に適う、こんな『ミタテ方』がある…

診て、みえてくるもの

その人の生き方は、 その人の「からだ」に現れている。 臨床家がからだを「診る」ということは、 その人のからだを通して、 その人の「生き方」を診ること。 そして、その生き方を通して その人が普段どんな「ミタテ方」をしているのかを 知ることにもつなが…

生き方(いきかた)

日常生活は「ミタテ」の連続である。 何気なく送る生活のなかで 目の前の状況を 判断(診断)し、その結果をもとに 行動に移る。 ひとつの捉え方として、 その人の「生き方(いきかた)」は その人の「ミタテ方(みたてかた)」 そのもののようにも思えてく…

楽か、辛いか

操体を学び始める前、 自分の頭のなかにどんな言葉が鳴り響いていたか。 当時の生活を思い出しながら どんな言葉を使っていたか、振り返ってみれば、 「どっちのほうがいいかな〜」 「こっちのやり方の方が楽だよね」 こんなことを、何気ない日々のなかで考…

肩入れ

瀧澤さん一週間ありがとうございました。 今日からは一週間寺本が担当します。 今回のテーマは「ミタテ」です。 宜しくお願い致します。 「診立て(診断)」というと、「臨床」の世界を思い浮かべますが、 よくよく考えてみれば私たちは、常にある種の「診立…

「診立て」の前の「見立て」

空間に余白があるように、自分自身の内側にも余白があります。空間の余白に見立てたものは、自分自身の内側の余白にも息づいている、そんなふうに感じています。意識飛びという現象(瞬間的におちる深い眠り)を体験すると、空間の余白も自分自身の内側の余…

空白

臨床における空間の空白を空白として生かすということに関心があります。「これだけ勉強してきた」「これだけ臨床してきた」という想いから生まれる診立てや「治してほしい」という欲求で空白を埋め尽くしたくはありません。「自分はこうしたい」、「自分は…

「何もない」空間

「何もない」ということは「何もないということではない」ということ、「何もしない」ということは「何もしないということではない」ということ。臨床を行ううえで、最近感じることです。見えているものの裏側で支えている空間に何を見立てるのか。見立てに…

真実

からだを通してききわけた感覚や無意識は、そんなにやわじゃないと思います。少なくとも意識を変えるくらいの力はあると思います。ですから、「なんだかよくわからない」でも心配する必要はありません。「なんとなくいい」というあなたの真実があれば、それ…

山頂

治療を山登りの過程と見立てて、「目的地は一緒だから、色々な治療法があっていい」という意見があります。確かにそうだなと思う一方で、そもそも登る山は一つだけなのかなと思ったりもします。治療医学で目指す山頂もあれば、健康維持増進医学で目指す山頂…

諸刃

経験値がものをいうことがありますが、一方で、かえって邪魔になることもあります。「それは本当にからだの要求にかなっていることなのか?」この問いかけと常に向き合う操体臨床においては、過去の蓄積は危ういものになります。経験値という諸刃の剣に身断…

自覚

香さん、一週間ありがとうございます。今週担当の瀧澤です。よろしくお願い致します。臨床を行う上で必要なのが「診立て」ですが、普通は施術者が患者を診立てます。しかし、施術者が患者を診立てる一方で、じつは施術者も常に「からだ」に見立てられている…

バランス感覚

診たては 今まで養ってきた思考がとても大切だが、 その思考ばかりに偏ってしまい、 目の前の情報をそのまま受け取れない状態に なってしまうことがある。 そのまま受け取りつつ 今まで養ってきなものを創造的に 展開していく。 このバランスが取れてこそ 診…

便利であるがゆえに失われているもの

見立ては 「なぞらえる」「物を本来あるべき姿ではなく、別のものとして見る」という意味で 使われることがあるようだ。 私は茶道のことはよくわからないが、 千利休は見立ての心を生かし、日常使いの生活用品を茶道具として取り入れていたという。 今の時代…

妥協

ミタテは創造的思考が導くものだと思う。 思考している頭の中は 10個の視点での展開なのか? 100個の視点での展開なのか? 10,000個の視点の集合が展開されているのか? どれだけの視点で展開しているのだろう。 どれだけの視点を活用して展開できているのだ…

味覚

最近、食べ物を口にした時の 味覚の変化を観察するようにしている。 味覚に意識を置いていると、 自分の食事の内容にいかに無頓着(無意識)になっているかが よくわかる。 体感して、驚かされたことは、 好物で食べていた物の 味が濃くて食べれないという経…

ミタテ

今日から8月。 私はある経験をしてから 8月が1年間の中で、好きな季節になった。 私的なことだが1年間の中で 一番自分の変化に敏感になれるような感覚があるからだ。 さて、自然の偉大さにふれるたびに、感動する。 その感動は何度あじわっても同じとい…

日々

私たちは、変化の中に生きている。 同じ日付、時間というものは当たり前だが、二度と来ない。 しかし、日常の中でいつの間にか 日々、変化の中で生きていることを忘れてしまう。 忘れてしまう、無意識になっている小さな変化に どれだけ自分が向き合うことが…

玉ねぎの根

7日間担当します、香です。 よろしくお願いいたします。 「ミタテ」について考えると、いつも思い出す方がいる。 私の髪を切ってくださる美容師の砂原由弥さんだ。 学生時代から切っていただいているので、10年以上、お世話になっている。 美容師として最前…

「ミタテ」の考察⑦

ある本を読んでいて、このようなことが書いてあった。 原子物理学者のアルバート・アインシュタインは、死に際に自分の人生についての見通し、すなわち 「見立て」 ができなかったことを悔いていた。 アインシュタインが死ぬ前に、誰かが彼に尋ねた。 「もし…

「ミタテ」の考察⑥

真の 「見立て」 というのは、未知なるものについて見通すということだ。 そのためには既知なるものの内にとどまっていてはいけない。 自分の知識の境界内とどまるのは 「見立て」 ではなく 「もくろみ」 である。 そのもくろみゆえに極めて打算的になってし…

「ミタテ」の考察⑤

精神疾患のある人はネガティヴな気分にあるとすぐにも精神療法家に会いたがる傾向がある。 だがそれは精神療法家に会うのに適切なときではない。 ネガティヴなときに会っても、せいぜい療法家の同情を得るだけである。 そうではなくポジティヴなときに会って…

「ミタテ」の考察④

私のところに操体の施療を受けに来る男性A氏がいる。 このA氏に、「具合が悪くなってから来るより、そうならないように日頃からヨーガをしてみてはどうか」 と、私のヨーガ指導を受けてみるよう提案してみた。 A氏は聡明な人で弁護士をしている人だが、そのA…

「ミタテ」の考察③

三日目も 「見立て」 が起こる心の自然発生的な何かを考察するプロセスにおいて、意識と無意識をさらに深く掘り下げてみる。 人生において実利的に生きるために心を狭めることは必要ではある。 だが、それでは心の内の小さい部分だけが自分の自己とみなされ…

「ミタテ」の考察②

昨日は 「見立て」 を考察していく中で子どもたちの 「意識」 に注目した。 今日もその意識についての一考を続ける。 子どもたちは、あるがままでいたら、何にも焦点を合わせようとしない。 子どもたちの意識というものは、まわり中に開いている。 あらゆる…

「ミタテ」の考察➀

テーマは 「ミタテ」。 日本文化における 「見方」 や 「見通し」 というのは、 「見立て」 という多次元の感覚によって、より瞑想的な直感を生み出すことができるようになっている。 ネット検索してみると、「見立て」 について実に多くのことが書かれてい…

みたて⑦

ワタシ自身は想うのです。 世に不思議というものがあるならば、理解してみたい。 イメージできるものは、実現可能だからイメージできる。 仮説は仮説として置くのみなく、熟成させて立証したい。 え~本当かなぁ…いや、それはこういうわけだよ、と。 例えば…

みたて⑥

「右を見て、左を見て横断歩道を渡りましょう!」 小学校の時に言われるのが不思議でなりませんでした。 なぜなら、からだで感じればわかることでもあったし、 左を見てから右を見たほうが自然だったからです。 両方を比較して見るにも、同じじゃないですから…

みたて⑤

「診立て」を通し、それを相手にどう伝えるか。 それは、「診立て」と同じように大切なんですよね。 伝える方法も重要です。 ならば、相手の「からだ」に、どのような言葉を選択し、 どのようなタイミングで伝えたらいいのでしょう。 私の場合は、以前、患者さんに…

みたて④

青信号?え~緑色にしか見えないのになんで青信号なの? 私が小学生だったころ、抱いていた疑問の一つでした。 ほんの少し前まで、日本人(私の祖母など)は当然のように 緑色のことを指して「青い」と表現していたのです。 これ、若い人に言えば、ホントかなぁ…

みたて③

「診立て」において常に意識していること。 経験に頼り過ぎず、気付くコト。 もう少し詳しく言葉を加えるなら、 経験によって得た知識に頼り過ぎず、 常に空間に満ちている新鮮な何かを感じるコト。 さらに言葉を加えてしまうなら、 型を学び、経験を積んで…

みたて②

臨床に最も重要なのは、「診立て」です。 「からだ」を通し、診立てるのですから、 「からだ」の要求に適う診立てを通すのに、どうしたらいいのか。 どの程度まで理解して納得できているか、ということは大切ですね。 単に覚えた知識で決めるのではなく、「…

みたて①

今週一週間、操体フォーラムブログの担当をする岡村です。 どうぞよろしくお願いいたします。 さて、早速ですが今回のテーマは「みたて」です。 例えば、自分に合う洋服を買いたいときに、ウインドーショッピング。 お店の中に入って、実際に見ながら触れて…

ミタテ その7

人々は他人を「見立て」していろんなことを言います。 私もその一人です。 しかし私自身もいろんな人に「見立てられている」のです。 なんだがわからないけど、あの人は非常に興味があると思われたいです。 人から興味を持たれなくなった時点で、私は生きて…

ミタテ その6

いろんな人がいます。 絵が上手い人、足が速い人、穏やかな人、エネルギシュな人。 人はそれぞれいいところと悪いところ両方持ち合わせていると思います。 悪い点ばかり見ているといい面が気付かない。なるべくその人のいい面を「見立てる」ようにしています…

ミタテ その5

営業中はいつもお客様のいろいろな「ミタテ」をしています。 この方は何興味があるのか? 機器を選ぶポイントは何か? 購入機器は何でもいいのか? 自分の要求を満たしていて価格が安ければいいのか? 機器を購入することでどんな心配をしているのか? いろ…

ミタテ その4

私は本屋に行くのが好きだ。 営業中に少し時間が空くと必ずその場所の本屋を覘くようにしている。 ただ単に本のタイトルを見るのも好きだし、今どんな本が売れているのだろうと「ミタテ」するのが好きだ。 本を実際に購入するとき最近はハズレ本を買わなくな…

ミタテ その3

人と話す場合はなるべく左目を使うように心がけています。 右目で見てしまうとどうしても顔がきつくなるようです。 左目で全体を診てその人の真の状態を確認します。 何度か繰り返していくと目には見えない雰囲気が診えてきます。 最近では理論ではなく感覚…

ミタテ その2

そういう私も四十肩に悩まされています。 最近ストレスが多かったことが原因だと思います。 現在、三浦先生に治療していただいております。 違和感があるのにも関わらず、ほったらかしにしていました。 徐々に回復中です。 人を診る際には相手のカラダのどこ…

ミタテ その1

今週からブログのテーマが「ミタテ」に変わります。 1週間お付き合いよろしくお願い致します。 通勤途中や客先での電車の移動中に最近他人のカラダを診てしまうクセ「ミタテ」があるようです。 カラダから訴えている状況をその方はどのように対処しているの…

7)自分の花を

テーマ「プロ意識とプロ根性 」 数年前に、No.1かOnly1か、ということで『世界に一つだけの花』(槇原敬之)が話題になった。 世界に一つだけの花 アーティスト: 槙原敬之 出版社/メーカー: Universal Music LLC 発売日: 2015/10/21 メディア: MP3 ダウンロ…

6)調子の良い時でも、悪い時でも

テーマ「プロ意識とプロ根性 」 6)調子の良い時でも、悪い時でも 一定水準以上のperfprmanceが出来ること ++--++---++--++--++--++---++--++---++--++--++--++--- 今年も操体マンダラの季節がやってきました。 三浦寛による「操体まみれ」の一日です。 2…

5)照一隅

テーマ「プロ意識とプロ根性 」 伝教大師 最澄の言葉である。 自分が置かれた場において、周りを明るくする役割を果たしなさい。という教えである。 まず、小さな灯火を点す事であるが、それだけに止まらず、自分のやっている事が、世界へ繋がる、宇宙へ繋が…

4)「わからない」から、やる

テーマ「プロ意識とプロ根性 」 橋本敬三の言葉に、 「真理が真理として立つ事が大事なんだ。」 というものがある。 これは、特定の宗教・思想・哲学・或いは、学問や技術、芸術でもなく、それが何なのかよくわからないけれども、その人にとって一つの真理と…

3)日々工夫(日に常ならず)

テーマ「プロ意識とプロ根性 」 3)日々工夫(日に常ならず) 生き生きハツラツとした自分であること ++--++---++--++--++--++---++--++---++--++--++--++--- 今年も操体マンダラの季節がやってきました。 三浦寛による「操体まみれ」の一日です。 2017…