東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

三浦 寛幸(みうら ひろゆき)

「くいつく 〰その7〰」

一週間、自分の感じる「くいつく」について好きに書いてきましたが、このテーマと向きあっていく中で何事も自身のからだに通して体感することが大切だと思いました。 橋本敬三先生も「食うか、食わぬかはてめえの勝手」という言葉を私達に残して下さいました…

「くいつく ~その6~」

最近ニュースやスポーツ紙ではアメフトの問題が取り上げられています。 私も少なからずスポーツに関わりを持つ人間なので、この問題で思うことを少し書いていきたいと思います。 ニュースを最初に見て最初に思ったことは現在はスポーツの根底にあるものが愉…

「くいつく ~その5~」

時に自分が取り組んでいることにおいて本気で語り、衝突し、争っていくことも進化していくことにおいて必要なことだと近頃感じている。 私も含めて出来るだけ穏便に学んでいきたい、争いだけ避けたいのが本音としてある。 しかしやっていることに対し真摯に…

「くいつく ~その4~」

先週の日曜日に施術体験という形で操体の臨床に興味を持たれた方達を対象に臨床を通す機会がありました。 まだ開業していない私にとっては操体を知らない人達を相手に臨床を行う機会は本当に貴重な場です。 ただ「からだを診て治していく」のではなく操体と…

「くいつく ~その3~」

私が操体の世界に足を踏み入れた理由の一つに現在も実行委員で共に学びの場を共にしているOさんの存在がありました。 三浦先生が橋本敬三先生に最初に出会った時と同じような感覚だと思いますが、私もOさんと操体を学ぶ前に初めて出会ったのですが「こんな素…

「くいつく ~その2~」

先月の話しになりますが、今年も無事春季東京操体フォーラムを開催することが出来ました。 今回もいつも起こし頂いているスペシャルな先生方と新たなスペシャルゲストを交えて操体を様々な視点から捉え話せたことで、私も含めて話を聞けた人達が自身の人生を…

「くいつく ~その1~」

三浦先生、一週間ありがとうございました。 今週から三浦寛幸が担当致します。 よろしくお願い致します。 今回のテーマは「くいつく」になります。 このテーマを頂いてから操体を共に学ぶ同志達がどのような意識で「くいつき」、それをどのように租借してい…

「正義と悪 ~その7 筋を通す~

「自分のやっていることを貫く、または自分のやってきたことに筋が通せる」ことが現在の私が思っている「正義」の姿です。 私自身、38年間の間で様々な職に就き色々な経験もしてきましたが、橋本敬三先生や三浦先生達のようにやっていることを貫き、筋を通し…

「正義と悪 ~その6~ 歴史から学ぶ正義」 

最近、週刊ヤングジャンプに掲載されている「キングダム」を愛読しています。 キングダム 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL) 作者: 原泰久 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2012/06/22 メディア: Kindle版 この商品を含むブログ (3件) を見る この漫画は…

「正義と悪 ~その4~ 良心に問いかける」

先日のブログにも書きましたが、私の正義に対する価値観は両親や祖父といった自身の身近にいた人達からの影響が大きいです。 しかしそれをここまで育んでこれたのも、私が両親から生まれながらに授かった「良心」があるからだと思います。 近頃はこの「良心…

「正義と悪 その3 からだに聞き分ける正義」

「~がからだに良い」「~がからだに効く」等、そういった健康に関わる情報がTVやメディアを通じて見る機会が以前より多くなっている気がします。 それだけ自身の健康への意識が高まり、少しでも健康寿命を自分で掴み取ることへの意欲が高まってきていること…

「正義と悪 ~その2~ 理想の正義像」

私の「正義」に対する価値観は両親の影響も大きかったですが、それ以上に祖父の影響が大きかったように思います。 当時の私から見て祖父は曲がったことが嫌いで、特に人様に迷惑を掛けること、人や自分に嘘をつくことを何よりも嫌っている人のように見えまし…

「正義と悪 その1 悪という存在」

三浦先生、一週間ありがとうございました。 今週からは三浦寛幸が担当致します。よろしくお願い致します。 今回のテーマは「正義」となりますが、子供の時からアニメやヒーロー特撮を見ていたこともあり、このテーマはとても身近なようで奥が深いテーマだと…

「感謝出来る自分を育てていく」

本日で最終日となります。よろしくお願い致します。 これまで書いてきたように一人の人間としても、臨床家としても常に自分を支えてくれているものへの感謝の気持ちを持つことがとても大切なことです。 しかし人に対し感謝するにはまず自分の命を支えてくれ…

「露草の姿勢から学ぶこと」

最近聞いた話になりますが、生前橋本敬三先生は露草をこよなく愛されていたそうです。 私も子供の時に田舎で見たことがありましたが、その印象は夏に僅かな時間ですがとてもきれいに咲いていた印象があります(知らなかったのですが英語ではDayflowerと言う…

「人生を変えてくれた出会いに感謝」

このブログを読んでいる方の中にも人生を大きく変える人との出会いは少なくとも一人、二人はあったと思います。 私自身も自分の人生の方向性を大きく変える出会いは今まで二度ありました。 その一つがパリに行った時に偶然なのか、必然なのか今でもよく分か…

「目には見えないものへの感謝」

最近、受講生の方達と講義の内容や感想を話しているとこんな声が聞こえてくる。 「講習後のからだの状態がとても良い」 「講習前に痛かったからだの部位が痛くなくなっている」 こういった声が近頃は特に多くなってきています。 確かに私自身もあの学びの場…

「感謝が繋ぐもの」

プロのアスリートの引退会見を見ていると必ず自分を支えてくれた人達への感謝の言葉を口にします。 現役の成績はどうであれここまで自分が取り組んでこれたことは自分一人の力だけではなく、周囲の協力があったからという感謝の気持ちを会見の場をお借りして…

「感謝の気持ちを伝えたい人」

三浦先生、一週間ありがとうございました。 今週からは三浦寛幸が担当致しますので、よろしくお願い致します。 今回のテーマは「感謝」となりますが、改めてこの言葉を自分自身に投げかけてみると、今まで沢山の人達に支えられ現在に至っていることに気が付…

「ミタテ7 ~多面性の持つ~

七日間、自分が思っている「ミタテ」について書いてきましたが、最近特にこれを行う中で強く感じていることは「多面性」を持って見ていくことの大切さです。 現在自分が取り組んでいることも、また違った方向から見てみると違った答えが出てくるということで…

ミタテ6 ~元の元を診る~

現在、診立てを行う中で一番大切にしているのが「指導」をいかに取り入れていくかということです。 治すことまで関与せずにクライアントの病の根底にある元の元を正していくには「指導」が必要不可欠になります。 「指導」を取り入れていくということはクラ…

ミタテ5 ~自由な発想で診立てをする~

最近は触れない臨床を行うことがあります。 「そんな臨床が出来るのか?」 と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、実際に患者の中には「からだに触れられることで壊されるのではないか」という恐怖心を持っている人もいます。 そういった人達が治っていく…

ミタテ4 ~囚われない 惑わされない 執着しない~

臨床においても、生活空間においても「ミタテ」を行う中で最も注意していることは自身の経験や成功例をそのまま当て嵌めないようにすることです。 つい、ある一定の成果、結果が出た成功体験があると、それを次に同様のケースがあった時にそのまま同じことを…

ミタテ3 ~からだとの信頼関係~

先日は少し橋本敬三先生が説かれた「治すことまで関与しない、治すことはからだに任せる」ことについて触れました。 最近はこのブログのテーマに照らし合わせながら。この橋本敬三先生の言葉の意味を重く受け止めています。 「果たして自分の臨床はこの創始…

「ミタテ1  ~何を基準に見立てるか~」

三浦先生、一週間ありがとうございました。 今週から三浦寛幸が担当致します。よろしくお願い致します。 今回のテーマは「ミタテ」となりますが、本日は「見立て」について書いていきます。 これは私達の生活空間の中で切っても切り離せないもので、生活、人…

「プロの臨床家として必要なもの」

本日で最終日になります。 一流のプロ意識を持った人は一流の指導者でもある。 「いかに生きるかという志さえ立たせることができれば、人生そのものが学問に変わり、あとは生徒が勝ってに学んでくれる」(「覚悟の磨き方」超訳 吉田松陰 編訳 池田貴将 Sanct…

「探究心とプロ根性」

私の母の実家は佐賀県で農家を営んでいて、現在は叔父が引き継ぎ一年365日、お米と向き合う毎日を送っています。 以前、私が行った時に叔父の部屋には膨大な量のお米の作り方に関する本がありましたが、それらの本はあまりにも膨大な量で読んでも分からない…

プロとしてのモノとの向き合い方

最近は出会った人の使っているモノとその使い方に注目しています。 直感的に「あ、この人凄いな」と思う人はモノ選びから、その使い方まで筋を通していて、決して中途半端な使い方をしない。 例えばボールペン一本にしても一流が人が選ぶのは使い切ることを…

プロの「間」の取り方

真のプロは「間」の使い方に長けているように思います。 「間」(マ)には限りある生命の時間や目には見えない空間、また人間関係にある空間と様々な「マ」がある。 プロとアマの違いはこの「マ」の使い方で、本当のプロ意識を持った人ほど、限りある生命の…

「真のプロが見ているもの」

「一芸は道に通ずる」 これは「一つの芸道について奥義を究めた者は他の分野にも通ずる道理を身に付けている」ということわざです。 よくプロ同士の対談を見たり聞いたりしますが、一流のプロは他の分野のプロの話を聞けるのは一流が見ている道は同じものだ…