東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

友松 誠(ともまつ まこと)

ひびき⑦・・・三方良し。

おはようございます。 サントリーの創業者、鳥井信治郎氏の経営哲学のなかに、「三方良し」というのがあります。 これは、もともと近江商人の商いのモットーからきているようで、信治郎氏の生家のまわりも近江出身の商家が多く、丁稚奉公先の主人も彦根出身…

ひびき⑥・・・信心。

おはようございます。 サントリーの創業者である鳥井信治郎氏は、とても信心深い人だったようです。 例えば、伊集院静氏の小説「琥珀の夢」にも、その信心深さを物語るエピソードや、信心深さを育んだ幼少期の母親の教えが書かれています。 琥珀の夢 上 小説…

ひびき⑤・・・補足3.

おはようございます。 「からだにききわける」ということについて、補足というかたちで不快感覚、快適感覚について一昨日、昨日と書いてきました。 からだのサインを無視することなく、積極的に快をききわけていくことは、より良く生きていく方向性として正…

ひびき④・・・補足2。

おはようございます。 昨日は「からだにききわける」ということについて、不快感覚の捉え方から書きましたが、やはり積極的にききわけるべきは快適感覚なのです。 快を求めるからこそ、からだの不快のサインにも敏感になれ、快を識るからこそ、不快から快へ…

ひびき③・・・昨日の補足。

おはようございます。 昨日のブログの最後に「からだにききわける」ということを書きましたが、これについてはもうすこし書いておきたいと思います。 「からだにききわける」この根底には、元々備わる原始感覚で、からだにとって気持ちがいいのか、悪いのか…

ひびき②・・・ウィスキーより2。

おはようございます。 昨日、ウィスキーのことを書いていたら、ちょっと夜飲んでみたくなって、買いに行ってみたのですけど、「響」は最近売ってないんですね。 先々月あたりに「響」の17年物と「白洲」の12年物が原酒不足で販売休止になることは、小耳…

ひびき①・・・ウィスキーより。

おはようございます。 東京操体フォーラム実行委員ブログ、今日からは友松が担当いたします。 一週間、どうぞよろしくお願いいたします。 今回のテーマは「ひびき」です。「ひびき」と聞いて、はじめに思い浮かんだのが、あの琥珀色の飲み物です。 「響」。…

くいつく⑦・・・配慮。

おはようございます。 食事をするとき、好きなものから、食べますか? それとも、好きなものは最後までとっておきますか? よく会話のきっかけとしてネタになることですが、それによって性格分析とか相性を占ってみたりとか、食べ合わせがどうとか、色々とウ…

くいつく⑥・・・つながりこそ。

おはようございます。 仕事がら「何を食べたらいいんですかね?」と聞かれることは多いです。 からだの使い方の指導をした後に、そう聞かれたりするものですから、くいつくところが違うだろ、と思わず言ってしまいそうになる時もあります。 よく新聞や雑誌で…

くいつく⑤・・・土壌。

おはようございます。 昨日、鯉について少し書きましたが、鯉というのは変温動物でもあります。 水温の低い冬場は冬眠状態となり、目に前に餌があっても喰いつきはしないそうです。 変温動物ゆえに水温が下がる環境となれば、体温も下がり、消化酵素も分泌出…

くいつく④・・・鯉より。

おはようございます。 そろそろ端午の節句。鯉のぼりの鯉も大きな口を開けて、空を優雅に泳いでいます。 そういえば、鯉には胃がないそうですね。 人間の場合は、食べたものは食道から胃に入り、食べ物が一時的に貯蔵されたり、蠕動運動と胃酸によって消化さ…

くいつく③・・・おじさんの話より。

おはようございます。 子供の時、釣りをしていた頃の事で、もう一つ思い出したことがあります。 釣りをしていると、たまに出会った初老のおじさん。 おじさんは、こんな話をしてくれた。 「釣りってのは、おじさんもやってるけど、ずるい遊びなんだ。みんな…

くいつく②・・・まずそこに。

おはようございます。 昨日は、釣りをしていた子供の時の話でしたが、たまにはこの新緑の時季にゆったりと釣り糸を垂らしてみるのも良いかもしれませんね。 川辺に若草、キラキラと輝く水面、暑くもなく、寒くもなく、ときおり心地よく伝ってくる風。 そんな…

くいつく①・・・後味。

おはようございます。 今日からは友松が担当いたします。どうぞ宜しくお願い致します。 今回のテーマは「くいつく」となります。 「くいつく」と聞いた時、私は子供の時によく釣りをしていた事が思い返されました。 子供の時の夏休みは、毎日、プールに行く…

正義感。

おはようございます。 今回のブログ担当も最終日となりました。 今回のテーマは「正義」でした。テーマを聞いた時、真の操体を教えて下さっている師、共に学ぶ同志、そして創始者である橋本敬三先生が思い浮かびました。 操体創始者、橋本敬三先生。橋本先生…

貫く。

おはようございます。 今日から平昌オリンピックが始まるようですね。 先日の新聞のコラムでは、女子スピードスケートの小平奈緒選手が今シーズン前に語った言葉を取り上げていました。 「明日死ぬかのように生きよ。永遠に生きるかのように学べ」 これはマ…

感覚を磨くことで。

おはようございます。 人は大病したりとか、何か日常とは違う困難に直面し、それを乗り越えた時、人間的に強くなったり一段と成長するという話をよく聞きます。 なにか痛い事や苦しい事を経験しなければ、気づけないことや得られないものがある。確かにそう…

本当に悪?

おはようございます。 症状疾患を何とかしようとする考え方。そこには症状疾患を悪と決めつけ、やっつけるという考えが見え隠れする。 しかし、その症状疾患現象は本当に悪なのでしょうか? 誰だって痛い思いや、ツライ思いはしたくないと思います。しかし、…

正義を学んでいる。

おはようございます。 施療を施す側は誰でも、病んだ人を助けたい、弱った人の味方になりたいと思っている筈です。その為に病み(症状疾患)に対しての治し方を学び、研鑽を積む。 そして、病みを抱えた人も、そうした研鑽を積み、少しでも評判の良い人に診…

義を正す。

おはようございます。 東京操体フォーラム実行委員ブログ、今週は友松が担当いたします。 どうぞよろしくお願いいたします。 さて、今回のテーマは「正義」ですが、操体の門をたたき、学び続けている人というのは、正義感が強い人だと思います。 操体は救い…

当たり前?

おはようございます。 今日で、今回のブログ担当も最終日となります。 今回のテーマは「感謝」でした。 他人に何か良くしてもらえば、誰だって気分が良いし、感謝もしたくなるでしょう。「ありがとうございます」というお礼の言葉も言い易いと思います。 し…

肯定してあげて下さい。

おはようございます。 現代は飽食の時代と言われるようになって久しい。しかし、食べる事に罪悪感を感じる人も多いという。 この罪悪感とは、他の生きものを食べているという罪悪感ではなく、「痩せたいのに、また食べてしまった」というような、自分の容姿…

いただける事へ。

おはようございます。 私達は、からだが無ければ、この世で生きていけない。そして、この生身は他の生物の生命をいただき、食さなければ保つことができない。 他の動植物を殺して、食べる。子供の頃、豚のと殺を見た時の事を思い出したが、あの場面は凄絶だ…

受け継いでいる。

おはようございます。 昨日、ブログを書き終えたところで、ふと「信仰心」という言葉が降りてきました。 日本人の7割ぐらいは無宗教だといわれます。私も「何か信じている宗教はありますか?」と質問されれば、「無宗教です」と答えるでしょう。 特定の神を…

生みの親の親へ。

おはようざいます。 昨日、最後に秋季東京操体フォーラムについて少し書きましたが、今回のテーマは「性エネルギーと生エネルギー」です。 ブログのテーマである「感謝」という面から捉えた場合、先に思い浮かぶのは性エネルギーの方です。 私たちが、今ここ…

もの言わぬからこそ。

おはようございます。 よく肝臓は沈黙の臓器などと言われたりします。文句も言わずに、せっせと働き、ダメージを受けていても痛みを訴えることはあまりなく、異変に気づいたときには相当深刻化しているようです。もの言わぬからこそ、気を使ってあげるべきで…

まずは、からだに。

こんにちは。 今日から友松が担当いたします。よろしくお願いいたします。 今回のテーマは「感謝」ですが、操体という学問は、どう生かされて生きているのかという事を学ぶ学問でもありますから、操体を学んでいれば必然的に感謝することが多くなると思いま…

自然からしてみれば。

おはようございます。 今回の担当も最終日となりました。 今回のテーマは「ミタテ」ということで、お付き合いいただいております。 昨日は、重力場とか量子といったことに、ちょっとだけ触れました。 これは、先日行われた操体曼荼羅で、三浦寛先生が紹介し…

目に見えないものにこそ・・・2。

おはようございます。 昨日からのつづきとなります。 私たちは、いつ、いかなるときも空間と関わりを持っています。そして、目には見えなくとも、空間との相互作用、御縁によって自然の構成要素の一つとして存在しているという捉え方ができます。 空間には常…

目に見えないものにこそ・・・1。

おはようございます。 操体の創始者である橋本敬三先生は著書のなかで、 【 自分は神仏の庇護の手のうちに摂取されているという信念、心裡に立つことができたら、神仏は全智・全能・全愛だと信じられたら、何もこの世の中に恐いものはなくなるだろう。 肉体…