東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

松浦 伸考(まつうら のぶたか)

感謝 7 ~気づき~

感謝しながら生きていきたい。 感謝を言葉にする、という意味だけではなく、「あぁ、ありがたいなぁ」と感じて、こころがふわーっと暖かくなっている状態、それを感じながら生きていきたい。 その暖かい心で満たされていたら、自然に人にも優しくできること…

感謝 6 ~嫌な人~

日々の中で、嫌な人もいれば、不愉快な思いさせられることもある。 以前はどう対処したらいいか、どう正してやり込めるか、どうやって関わらないようにするか、等考えていた。 しかし、ここのところ、その人、その出来事を嫌悪したり、不快に思ったり、葛藤…

感謝 5 〜程よく〜

欲は人が生まれながらにもっているもの。 人間の三大欲求は食欲、性欲、睡眠欲と言われる。細分すれば、他にも欲は沢山ある。 欲があることにより繁栄もするし、欲があることにより堕落もする。 橋本敬三先生は頑張りすぎないで「60点でいい」と言われていた…

感謝 4 〜カップ半分の水〜

エチオピアには、客人にコーヒーセレモニーをして迎え入れてくれる風習がある。お茶をたてて客人をもてなす日本の茶道と似たものであるようだ。 エチオピアの砂漠と荒野にある田舎の村を訪れたときのこと。 そこでもコーヒーセレモニーを催してしてくれた。 …

感謝 3 〜感謝報恩〜

昨日11月27日は松下電器(現パナソニック)の創業者、「経営の神様」と呼ばれた松下幸之助(1894-1989)さんの生誕日であった。 操体の創始者、橋本敬三先生(1897-1993)とほぼ同時期を生きた方である。 十数年前、私が新社会人となったとき、松下グループ…

感謝 2 〜からだとの対話〜

操体を学ぶとともに、何度か三浦寛先生に臨床を通していただいたている。その中で、とても印象深い臨床があった。 からだの感覚をききわけていたら、からだが反応し、色々な感情が湧き出てきて,からだで表現していた。 過去の悔しい思い、悲しい思い、怒りな…

感謝 1 〜巡礼の路〜

今週から一週間、松浦伸考が担当いたします。 どうぞよろしくお願いいたします。 テーマは「感謝」 スペインにカミーノ・デ・サンティアゴと言うキリスト教の聖地巡礼の路がある。そこを約1か月かけて歩いたときのこと。私が歩いた距離は854㎞。1日平均約…

視点が違えば

地面に立って景色を眺めるか、 ビルの5階から景色を眺めるか、 スカイツリーの展望デッキから眺めるか、 視点が違えば、当然見えてくる景色も異なる。 からだを診るときに、どんな視点からみるかで、その後の展開は変わる。 橋本敬三先生は「病気なんかない…

みるだけ

そんなだから痛むんだ、こんなことしてるから治らないんだ、と、 診立てをする中で、気づくと良い悪いの判断を混ぜてしまっていた。 良い悪いではなく、状態の把握、バランスの長短であり、途中経過、プロセス。 診立てによって人を裁くことは避けたい。

動診

東洋医学の身立てには四診(望診、聞診、問診、切診)がある。 そこにない診立てとして、操体には動診がある。 車や機械などの動くものは、動かして必ず動作確認をするはず。 動くものは動かして診る。 からだも動かして診る。

サングラス

目を守るサングラスは紫外線を遮る様に、思い込みのサングラスは見立てる際にからだからの情報を遮ってしまう。 思い込みのサングラスをしていると見立てを誤る。 そして、思い込みのサングラスはしていることに気づきにくい。 厄介だ。 どんな思い込み、先…

身立てる

からだを見立てる時、一生懸命になり過ぎて、前のめりになって探していると近視眼的ものの捉え方や、ズレた見方になってしまうことがある。 正確な診立ての為には、身を立てて、自分の軸をしっかりとして、ブレない基準で俯瞰的にみる。 そのように「身立て…

からだの気持ち

講習中、モデルのからだに触れている時、 「からだが隠してる感じがします」 と言われることがある。 こちらの触れ方次第でからだがメッセージをくれたり、殻にこもったりするようだ。 こちらが、素直になれれば、からだも素直にみせてくれる。 俺が診てやる…

脱フローチャート

おはようございます。 今週は松浦伸考が担当いたします。 今回のテーマは「みたて」です。 一週間よろしくお願いいたします。 私はこれまで、症状、疾患に対して、診立てをおこなっていた。 症状、疾患を念頭に、「イエスorノー」と頭の中で教科書に出てくる…

生き方

一般的にはプロと言われている人でも、あまり惹かれない人もいる。 一方、プロの中でも特別惹かれる人がいる。 私がそう感じる人に共通するのは、 生き方、生活がそのまま仕事になっているような人である。 やらずにはいられないことをやっている人。 からだ…

変化

今、プロであったとしても、数年後にプロでなくなっている、ということもある。 プロであり続ける為には、変化し続けること。 時には今まで積み重ねてきたことを捨て、新しいことに取り組むことも厭わない。 変化する柔軟さがある。 変化し続けるためには、…

純粋

「動きに搾取がある」 これは、私が先生に指導していただいた言葉の一つである。 しばらく前に言われたことであったが、今も響き続けている。 私の搾取しようとする心に響いているのである。 自分の人生の中で、搾取、小手先、誤魔化しで凌いできた場面があ…

当たり前

プロは難しいことでも簡単にやる。 簡単にやっているようにみえるので、自分もできそうだと思い、実際にやってみるが、どうもうまくできない。 人ができない技術を持っているのがプロ。 人ができないことを「当たり前」のようにする。 しかし、それと同時に…

覚悟

覚悟して、操体の門を叩いた。 しかし、恥ずかしながら、継続していく過程で気の緩みが生じ、学ぶことに対し、甘えや迷いが生じる。 面白くて学んでいるはずなのに、意識が甘くなる、やはり根性が足りないのではないかと思う。 そんな時、半端具合がボロを出…

育む

初めからプロはいない。 いるかもしれないが、私のような凡人はプロ意識もプロ根性も育てていくしかない。 積み重ねることで少しずつ視野が広がり、見える世界が変わり、自然と意識が変わってくる。 コツコツ積み重ねるには根性がいる、と思われる。 しかし…

アマからプロへ

始めてこちらで書かせていただきます。松浦と申します。 今日から1週間よろしくお願いいたします。 操体と出会う前、私はプロではなかった。 独りで鍼灸マッサージの仕事をしていたものの、思うようにいかず、どん底にいた。 意識、技術、根性、どれも中途…