東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

ご縁に恵まれてるんです。

僕は武術でも操体でも、何でも実力はそこそこなのですが。
ツイテルとかご縁に恵まれてるのは自信があるんです。
不思議と良い感じがやってくるんです。


先日とある雑誌で柳生心眼流の先生と対談させて頂きまして。
ツイテル僕は何故かそこの編集者と仲良くなって
不定期に僕の勉強になる先生方と対談させて頂く事になったのです


柳生と言えば伊達藩いまの仙台なんですね。


それで始めから凄く面白く対談させていただきました。


僕は仙台出身で操体も仙台ですから。


対談では面白い話を沢山聞かせていただきました。


昔は手技療法といえば柔術家の事だった。
柳生では人体を家と見る。
だから首がおかしいからといって首は診ない。
家全体の歪みを診る。
首だったら身体全体の歪みを診る。
だから首が悪いのに足を診たりする。


何か操体みたいです。


柳生では整体とは書かないで正体と書く。
これって操体に影響を与えた正体術と関係あるのかな。


凄く面白い共通点があって。
考えてみれば橋本先生は民間から学んだという記録があるから
仙台で昔治療と言えば柳生だったとの事。


きっとどこかに接点があってもおかしくはない。
そう考えると面白いんですね。


凄く面白い話でした。


柳生は武術ですので、身体を治すだけでは足りない
相手に勝つために治療以外の知恵が沢山在るんです。


操体では手は小指、足は親指といった原則があります。


柳生では手と足5本の指それぞれに意味があります。
命を賭けた闘いの知恵は5本の指全てを大切にする必要が
あったのでしょう。


ツイテル僕は対談の後日に行なわれた。
柳生の先生のセミナーに学びに行って
休憩時間に何故か付きっ切りで教えていただきました。


次回のフォーラムではショートプログラム
武術としての指の考え方


そして操体の現在、過去、未来といったテーマ
に沿ってというか少し飛んで、操体前武術の時代


をお話させて頂こうかと思っています。


ご興味のある方にご参加頂ければ幸いです。



平直行