東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

でんじゃらす・びゅーてぃ〜

え〜っと、二日目のブログでありますが、今迄の各担当者の方のブログで操体の魅力みたいなものが語り尽くされてきておりますので、私はもっとコアな部分で掘り下げて行こうと思っております。


前回、私には二人の師匠がいると書いておりましたが、今日はそのお一人、畠山裕美先生との出会いから現在に至るまでについて書いてみたいと思います。私が操体に興味を持ち、本気で操体に取り組んでみようと思ったのと同時に、今の私が有るのは間違いなく、この畠山先生のお陰です。


元々、島根で整体施術院を開業していた私が、“治す”という行為に限界を感じ、迷っていた時に整体時代の先輩に、「俺は整体をやりながら、こんなのも併せてやっているよ」と教えてくれたのが、別の?操体でした。
三浦先生の下で学ばれ、開発?されたということで教えてもらったのですが、その当時の私の知識では解らない部分が多く、消化不良になっていました。その時に、悶々としつつ、たまたまWeb上で見たのが「TEI-ZAN」のホームページでした。


最初の動機としては『同じ操体と名乗っているなら、解りやすそうな方からやった方が良いだろう』などと今考えると失礼千万な動機でした。そして直ぐに電話をすると、素敵な雰囲気のする?女性が出られ、講習の日にちやら何やらを説明されました。まぁ、それが私と畠山先生とのファースト・コンタクトだったのですが・・


ビックリしたのは講習初日にお邪魔した時にいきなり、臨床を見せてもらった事でした。自分が自分なりにやっていた“操体もどき”とは大きく違いました。“タッチ”や“スピード”、誘導まで全てが大違いで、学ぶという事がどれだけ大事なのかを最初に“どか〜ん”と思い知らされました。
それから約1年数ヶ月、島根から通いながら、畠山先生の下で学ばせていただき、操体のイロハと操体の魅力を教えてもらいました。


語ると語り尽くせないほど、色々と1年数ヶ月の間にあったのですが、私は畠山先生の下で学ぶ事が出来て本当に良かったと思いました。


ここまでだといい話で終わりそうなので、何ですが、ブログ上では畠山先生と書いておりますが、普段は未だに癖が抜けなくてその当時の通り名であった『いんちょ(院長)』と呼ばせていただいておりまして、弟子の私が言うのも何なのですが、女性としてもとっても可愛いく魅力的でキュートな女性です。
本当に真っ直ぐな女性で、特に操体の事に関しては真っ直ぐ過ぎて人とぶつかって苦労してなどと周りにいる人間の方が冷や冷やする事も多々あります。


師匠でありながら、年齢的に近い所もあり、色々と相談させていただいたりと多岐にわたりお世話になっており、手相が非常によく似ていたり、歴史マニアだったりと・・共通項も多く、話しがとても合うのですが、真似出来ないマニアはやはり、操体でした・・
関連書籍は元より、映像やら何やら操体と名のつくものは古今東西ありとあらゆる物を収集していらっしゃるのではないのでしょうか?正に超マニアと言っても過言では無いと思います(絶版になって手に入らない様な物もオークションで落札したりと・・)。


そんな、いんちょですが豪快?そうに見えてとても繊細な方で、私たち実行委員の事を凄く気にかけてくれていて、ことある毎に電話してもらったり、メンバーの事を心配したり、はたまた檄を飛ばしてもらったりと、そこまで気を遣わないで下さい・・って言いたくなる位、大きな愛を感じます。



但し・・一点だけ・・酒が入りすぎてしまい、目が据わってしまった時の暴れっぷりは誰にも止められません・・松平健も真っ青の“暴れん坊将軍”多分、三浦先生でも止めるのはムリではと・・
まさに“でんじゃらす・びゅーてぃー”って言葉がピッタリです。
今後は天敵 佐伯氏との飲み会でのバトルの行方が楽しみ?です(次回いんちょと会うのが怖い福田でした)・・
え〜っ、今日書いたブログは30秒後に消滅します・・ By イーサン・ハント(遅いっつうの!)



福田勇治