読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

足関節の背屈

寄稿

3日目です。よろしくお願いします。
操体を学び、人間の取り扱い説明書を読んだ気分です。身体運動の法則から体を診るといろいろなことに気付かされます。今日はケガが多い足について書いてみたいと思います。
スポーツで同じ練習していてもケガの多い方がいますよね。スポーツをやっている方で、特に膝・足関節をなぜか多く捻るという方がいるはずです。理学療法士となり今まで、スポーツ選手を多くみさせて頂く機会をいただいてまいりました。たくさんの相談も受けました。一番多いのが膝・足のケガや疲労についてが多かったのです。
ある報告には(すみません。誰の報告だったか忘れてしまいました。)日本人の体は、民族性なのか下腿の外側の筋力が弱く(足関節の外返し・外反という動き)足元が弱い傾向にあるという方がいらっしゃいました。
実際スポーツの選手の足を診させて頂いて私自身気が付いていたことは、膝・足関節のケガが多い方や、平地で歩いているときに足首を捻ってしまう方に足関節の背屈をしていただくと写真のように内反をしたように背屈をする方が多い。



これはさきほどの報告のように下腿の外側が弱いからと筋力をチェックし西洋医学では評価をする。身体運動の法則で考えると第一趾の内側をきかした背屈となることで、踵の外側に重心がかかり、膝関節は伸展しながら外側方向にむかう。これでスポーツをさせると、足首は捻るし、膝をおとして重心を低くすることができなく、膝が外側に働く(外重心)ということは不安定で疲れやすくなるはずです。
こういう方には、身体運動の法則や般若身経の大切さや体の使い方の指導などをしています。そうすると、次の写真のような背屈の動きに変わるのです。



この背屈では、第一・第二趾の間をきかせると、踵の内側に重心がかかり、膝は屈曲しながら内側方向にむかうのです。これでスポーツをさせると、膝をしっかりおとし、膝が内側に働く(内重心)ということは安定して疲れづらいはずです。実際スポーツの選手の声も、足首を捻らなくなったとか、フォームが安定したなど満足して頂いています。身体運動の法則は、本当に体の取り扱い説明書ですね!!
操体を学ばさせて頂いていることに、本当に感謝しています。ありがとうございます。