森田です。
三浦先生、忙しい執筆の合間を縫って、ブログを書いてくださってありがとうございました。
順番が回ってくる時間というのは長いようで短いですね。
5ヶ月弱の間に、私は環境が変わりました。
具体的には名字と住まいがかわりました。
今週から、ニュー森田としてブログを書いていきます。
名前について
ひとまず、森田姓のままで仕事を続けます。
女性は、日本の戸籍制度では姓が変わる性です。
それを「女って面倒よね〜」と思うか、「好きなように使っていいわけね」と、
逆にこの状況を上手に使いこなすのか。
それは、その人自身にかかっていることです。
なーんて、偉そうなこといっておいて、基本的にはのほほんとしている私なんですけどね。
名前を変えないことで「困ったなあ」と思うことがあるかもしれませんが、
自分のやりたいこと、やらなければならないことをなんとかマイペースにこなしていこうと思います。
大事なのは、焦らないことだと、自分に言い聞かせております。
できれば周囲に迷惑をかけない形で、ハッピーに変化をいい進化につなげていかれればいいですなあ。
他人と暮らす
月並みですが、何十年も別に生活してきた他人が一つ屋根の下で暮らすのだから、衝突があって当然、といいます。
今まで私は、実家で仕事を自分の中心にして、家族に甘えながら自分中心に考えて生きていました。
しかし、血のつながらない他人との生活は、今まで自分が何から逃げていたのか気づかされます。
息食動想の想をこのなかで生かしたいですね。
新婚生活は、毎日が修行(ちょっと言い過ぎ?)!
どうせ修行するなら、楽しくやりたいなあ。
二人の生活を、息食動想において自立できるかどうか、緊張感を楽しみたいです。
女性が仕事をすることについて
私は以前、どんな形であれ仕事をする女性には結婚や出産はマイナスでしかない、というイメージを持っていました。
からだの仕事というものは、一線を退くと腕はやっぱり鈍るものです。
仕事の感覚を取り戻すには倍の時間がかかるし、患者さんとのご縁を作り直すこともエネルギーいりますよね。
そういう意味で、結婚はできるだけ先延ばしでいいやと考えていたような気もします。
でも、操体に出会って、操体はただの治療法なだけではないと理解するにつれ、
「なんだ、操体は生活の中でも学べるんじゃないか」とある時ふと気付きました。
「結婚は女性にとって仕事をするのにマイナスにもプラスにするにもその人の意識次第」、
そう気がついたらスッキリと、気持ちの方向性がかわりました。
それは三浦先生から学んで何年経った頃でしょうか(気づくの遅い?)。
そんな私をその人が自ら気づくまで静かに見守って待ってくださるのが師匠でした。
あるとき私が、「臨床でない場面でも、操体は学び続けられるのですね」問うたときに、
「そう」と一言答えてくださいました。
いやあ、こころがほっと軽くなったこと。
もちろん、子育てをすることになれば、患者さんののからだを触れる機会は減ります。
でも、自分のからだで感覚の聞き分け、連動、からだの使い方を学ぶことはできますし、
赤子がいれば、皮膚とは何か、いきものの波動とはどんなものか、
子供がいなくても森羅万象から学ぶことがそのまま仕事を再開したときに生かされます。
息食動想は、毎日の生活の中で磨くことはできます。
臨床しないからといったって、まったく足止めを食らうわけではないのです。
何たって操体は生き方、自然法則の応用貢献ですから。
というわけで、住まいと名字を変えて、今、私がいます。
私が私でありながら、どんな風に生活や臨床が変わっていくのか、
ブログやフォーラムや臨床を通して進化、深化を楽しみにしてくださいね!!皆様。
なんつって。
まあ、基本は野良猫と路地を愛するブログになると思います。
1週間よろしくです。
森田 珠水
東京操体フォーラム実行委員ブログは
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