東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

写真を載せてみました。


なんだか空ばっかりの写真になってしまいましたが、真ん中の大きな煙突がある建物が世界遺産登録申請中の旧官営富岡製糸場で上の山の方を見てもらうと、^―.こんな感じで三角の山から水平に溶岩台地が伸び極端な絶壁(約200m)になっている山が荒船山
荒船山の横を国道246号、別名上州姫街道が走っており、そのまま西へ進むと内山峠で内山トンネルを抜けると信州長野に入り、そこからは秋になると道の両側にコスモスの咲き乱れるコスモス街道となります。
長野といえば横森さんの出身地なので、この道の先のどこかで繋がっているのだと思います。


コスモスといえば、去年の秋の東京操体フォーラムで会場に彩を沿えていました
なかでも後ろのテーブルの上にぽつんと置いてあった、小さな黄色いコスモスに私は心を動かされました。あの可憐な感じがなんともいえなかった。
食事をした後、理事長と「この可憐な感じが何か良いですね」「そうだな」と見入っていた僅かな時間がとても贅沢な時間に感じられました。


東京操体フォーラムは手作りの良さが生きている大会だと思います。
去年の秋に会場のまわりに大きな般若身経に基づいて動いた場合の骨格図がありましたがあれも佐伯さんが手作りしたもので、良く見ると書いたものではなく貼り絵で細かなところから丹念に仕上げられています。
参加者への配布物の中には般若身経のイラストが入っていましたが、これも福田さんの手作りによるもので、最新の利き手の反対側の足を半歩前に出した状態でのものを、細部にまでこだわり参加者の人達に役立ててほしいとイラストにしたものです。
また去年の秋は、質疑応答として参加者の方々の質問をボックスに入れていただきましたが、これも西田さんの手作りによる温もりあふれる、木製の質問ボックスでした。
また、発表者のスライドなども手作りですし、操体の大前提である自然法則の応用、貢献をより良く知っていただこうとすれば、既存のものをちょっと拝借してという訳にはいかず、手間ひまかけたメイド イン 東京操体フォーラムになってきます。
創始者、橋本敬三先生は「動く」ことに、ちゃんとした法則があることに気づき、体系づけられてこられた日々をふりかえり、先生は、「わかるまでに、長い間、苦労した」と述べている。なぜ、苦労したのか、と言う問いかけに、「先人の人達は、わかっていたにはちがいないんだけど、その事、書き残していないんだな、なんぼ苦労して、勉強したって、そういう事、気づかないから、わからないんだ、みんなが苦労するのはネ、その動きのこと、書いてないからだ」と話されていたそうです。
操体法〜生かされし救いの生命観〜の身体運動の法則(般若身経を読む)より抜粋
このメイド イン 東京操体フォーラムから、また新たな気づきや学びの展開が始まります。


春のフォーラムは4月26日に開催されますので、どうぞ宜しくお願いいたします。



一週間どうもありがとうございました。
火曜日ごろから何年かぶりのカゼをひいてしまいました。
摂生して回復してくるプロセスを感じ、味わうのもなかなかおつなもので、感謝です。
空気が乾燥し、気温の低い日が続いていますので、お気をつけ下さい。
来週は中谷さんです。
来週も宜しくお願いいたします。



友松誠


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