東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

重心安定の法則

今週1週間お付き合いさせていただきます。よろしくお願いします。
 僕のブログの初日は毎回、娘の成長の報告からはじまりますがお付き合いよろしくお願いします。


 娘のことを書くときに前回のブログで成長を確認するのですが、本当に子供の成長にはビックリさせられます。娘は今月の22日で11ヵ月になりますが、つかまり立ちやつかまり歩きは上手なもので、テーブル(こたつ)につかまりながらグルグル歩き廻っております。何もない所でも立つことは上手にできるのですが、何もつかまらないで立てることがうれしいのか、バンザイをしたり・笑ったり・頭を振ってみせたりしてバランスを崩して尻もちをついています。


 娘の立っている足部をみてみると、重心安定の法則である拇趾の付け根(第1趾と第2趾の間)に重心がある場合は、立っている姿勢も安定しており、バンザイをしても2・3歩あるいても尻もちもつかないで立っています。ですが、踵や小趾に重心がかかったとたんに、からだはぐらつき尻もちをついてしまいます。



 写真は娘の足の裏ですが、足が大きいというか足の趾が長いのです。子育てランド(同じぐらいの子が集まる母親の会)にいくとみんな足にビックリするらしいです。(田舎ですので集まる人数も多くありませんので実際は田舎の中では・・・です。)
この足の趾が床をつかむようなしぐさをするのですが、その時は必ず拇趾の付け根に重心がかかっています。重心が拇趾の付け根以外だと足の趾は伸びているのです。


 重心安定の法則は2本足で立つという不安定な動作を、重心をうまく利用させからだを安定させる法則なのだと改めて娘を通して学ばさせていただきました。
娘の成長に感謝です。ありがとうございました。