東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

Sotai Moving Arts  〜全てに息づく操体の波動〜

東京は梅雨あけしたようです。今年は暑い夏になりそうです。
少し気が早いようですが、 2009年秋のフォーラムのテーマとプログラムをご紹介致します。


私共、東京操体フォーラム橋本敬三師の創案された操体法を継承しつつ、より発展向上を目指して日々研究に励んでおります。その成果の発表の場として、春と秋の年二回フォーラムを開催しております。

今年の秋は、操体にご縁のある、お二人の講師を招いての特別講義を開講します。

今回のテーマは Sotai Moving Arts 〜全てに息づく操体の波動〜

お一人は、「最後の本物の武術家」と言われる、柳生心眼流竹翁舎主催の島津兼治先生と、南画家、いえ南画家というカテゴリーに当てはまらないContemporary Artist(Sumi-e) 、田中稲翠先生のお二方です。

島津先生は柳生心眼流を継いでおられ、なおかつ柔術(やわら)医術の普及と指導を行っておられます。今回は平直行相談役とのご縁がきっかけで、フォーラムで講義していただけることになりました。日本人の身体文化についての膨大な知識、からだの秘密をほんの少し明かしてくださることでしょう。『武術』からどのような話が操体に関わってくるのか非常に楽しみです。

田中稲翠先生は三浦寛、畠山裕美とのご縁があり、実際に操体でからだの変化を知っておられます。また、芸術家と操体臨床家の間に流れる秘密に気がついていらっしゃるようで、三浦、畠山と芸術と操体について語り出すと、時間があっという間に過ぎてゆきます。今回は稲翠先生の講義と共に、三浦寛との対談を企画しております。芸術と操体の二卵性双生児のような関係が明らかになるかもしれませんし、「楽」と「快」の謎も解けるかもしれません。

二人の先生の講義内容は追ってお知らせ致します。


2009年秋季東京操体フォーラム

11月22日(日)

総合司会 福田勇治 東京操体フォーラム 理事 副実行委員長

■快と楽の違いを紐解く■  
岡村郁生 東京操体フォーラム 理事 実行委員長

■快感至上主義と感情に伴う呼吸の抑制■
日下和夫 東京操体フォーラム 実行委員

■第一分析・第二分析・第三分析の反応について 〜生理学からの考察〜■
横森昌裕 東京操体フォーラム 

■武術と格闘技 似て全く異なるもの■
平直行 東京操体フォーラム 相談役 

特別講義 島津兼治 柳生心眼流竹翁舎主催

■般若身経■
■第1分析、第2分析■
三浦寛 東京操体フォーラム 理事長
畠山裕美 東京操体フォーラム 常任理事

■懇親会■
於:ユーハイム(津田ホールB1) 司会: 平直行


11月23日(月)

司会 秋穂一雄 東京操体フォーラム 理事

■動診と操法−似て非なるもの■
福田勇治 東京操体フォーラム 理事 副実行委員長

操体小僧日記 〜気持ちのよさは魔法〜■
中谷之美 東京操体フォーラム 実行委員

操体をすると何故呼吸が楽になるのか■
山野真二 東京操体フォーラム 実行委員

■般若身経■
三浦寛 東京操体フォーラム 理事長
畠山裕美 東京操体フォーラム 常任理事

特別講義 田中稲翠 

■対談 ■
田中稲翠&三浦寛 
『Art&Sotai』(仮)

■メインセミナー■
三浦寛 三浦寛 東京操体フォーラム 理事長


皆様の「2009年秋季東京操体フォーラム」へのご参加を、実行委員一同心よりお待ち申し上げております。  


2009年7月吉日 東京操体フォーラム実行委員一同