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東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

投球動作

 三日目よろしくお願いします。
 夏のスポーツとしてあげることのできるひとつに野球があがると思いますが、今日は投球動作でボールのスピードをあげるためのポイントを書いてみたいと思います。(実際はたくさん大切なことがあるのですが、今日はその中のポイント2つほど紹介したいと思います。)今日のブログに書くことを実際に実践した子たちが、投球フォームに変化が生まれボールのスピードがあがった子たちがいますので、参考してみてはいかがでしょうか?
 投球動作には?ワインドアップ期?アーリーコッキング期?レイトコッキング期?アクセレレーション期?フォロースルー期という呼び名があります。
 今日はアーリーコッキング期からレイトコッキング期の間の左足が地面について右肘が最大に後方に引いた状態(右投げの場合)のところでの大切なポイントを挙げたいと思います。
 
 この状態を弓矢に例えるとわかりやすいのではないでしょうか。
 弓をたくさん引っ張ることでスピードが出ます。そして矢を的にあてるために弓を安定させる必要があると思います。これが投球動作でいう上記の絵の位置だと考えています。
 ボールのスピードをあげるポイントとして、肘を後ろに早く・大きく引けるようなからだを作ることだと思います。
 ところが最近の子達は肉体改造ということが先行してしまい、ベンチプレスなどで大胸筋などのからだの前だけを筋トレして肩甲骨周囲筋のトレーニングができていないために、肘を後方に引く動作が遅くなりボールを前で投げようとするあまり、からだが前に突っ込んでしまったり、手投げになってしまうフォームで投げている子を多く見受けられます。またからだの前ばかり筋トレをしている子の特徴として、肩甲骨の動きが悪い状態の子が多いようです。操体ではからだの全身の連動をより大きく引き出すには肩甲骨の動きが大切とされますが、投球動作においても肩甲骨の動きがまた肩甲骨周囲の筋力が大切なのだと思います。背筋力とボールのスピードは比例しているというデーターも出ています。
 ぜひ肩甲骨周囲の筋や動きのトレーニングをしてみてください。肘を引く動作がスムーズになってくると思います。
 次にコントロールをよくするポイントですが、からだを安定させることです。ということは昨日も書きましたが、左足がマウンドに接地したときの重心安定の法則がポイントになってきます。
 僕がスポーツ選手に指導していることは、バランスのよいトレーニングと身体運動の法則をもとにフォームを指導するということです。フォームを身体運動の法則に基づいて指導することで、運動の可動性が大きくなったり、運動能率が良くなったり、運動疲労がすくなくなったり、無理のないきれいなフォームになったりします。
 身体運動の法則はすべての動きに適う法則だからです!
 簡単に投球動作の改善ポイントを紹介しました。ありがとうございました。