こんにちは。
今日から一週間辻が担当させていただきます。
先月は東京操体フォーラムとしては初の東京以外の地でのセミナーを行いました。
千葉県の行徳と近場ではありますけどね。
ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。
これから少しずつ活動の場を広げていきたいと思います。
次回は12月13日の日曜に開催で、同じゴールドジムにて行います。
お楽しみに。
さて、前回は場所柄、普段から運動している方が多く、スムースに動いていただいたので、進行側としては非常に助かりました。
一つ気になった点は、般若身経の動きの際に腰が反っている参加者が多かったこと。
この場合、操体では、腰は反らせません。
床がマットで柔らかかったせいもあるかも知れませんが、膝を緩めて足の親趾の付け根に体重をのせた場合、腰の弯曲はゆるやかになり、上半身は適度にリラックスした状態になります。
途中で解説がありましたが、この辺を最初でもう少し説明しておけば良かったと反省しました。
膝を緩めた状態で腰を反らせると(骨盤の後弯曲)、膝を伸ばした時よりも窮屈に感じるのではないかと思います。
これでは、自身の動きに制限がかかり、操者(施術者)の立場においても、相手の動きを制限してしまい、尚且つ、動きについていけない事にもなります。
下半身はしっかり、上半身はゆったり(上虚下実)した状態が理想です。
体操でもなく、鍛錬でもないので力んでやる必要はありません。
無理せず、頑張り過ぎないことが大事です。
第一回目ということで、身体運動の法則としての紹介に留めましたが、本来は感覚をききわけながら行うものなので、力んでしまっては、わかりにくいものになってしまうのです。
次回は般若身経を使ったメンテナンスのコツなども紹介されると思います。
近いうちに詳細をお知らせします。
それでは一週間よろしくお願いします。
・・・参考として
(レポート 臨床家による操体セミナー 佐伯惟弘)
http://d.hatena.ne.jp/tokyo_sotai/20090928
(上手に立つ 平直行)
http://www.youtube.com/watch?v=bK907i4YOZI
(重心安定の法則 辻知喜)
http://tomotaro.satsumablog.com/Entry/10/