橋本先生はあの世について
「みんなが行くところだから気持ちのいいところ」と言われていたそうです。
こんなにありがたくって、安心できる言葉はありませんね。
更に、死ぬ瞬間も最高に気持ちがいいらしい。
でも、あの世とこの世は表裏一体ですから、厳密には死なんてものはなく、
肉体という仕事着を脱いで、我が家へ帰っていくだけなのかもしれません。
元へ戻る(家へ帰る)ということは気持ちがいいものであり、
これは操体臨床そのものだと思います。
夕焼け 小焼けで 日が暮れて
山のお寺の 鐘がなる
おててつないで みなかえろう
からすと いっしょに かえりましょ
(夕焼け小焼け 作詞 中村雨紅 作曲 草川信)
幸いな吾が家に、母なる自然法則の懐に 〜 橋本敬三先生 山寺の晩餐より