東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

フォーラム撮影班の立場から

こんにちは。
フォーラムも終わって1週間が経ちましたが、まだまだ興奮が冷めない森田が1週間担当させていただきます。

22、23日と二日間家を空けただけのはずなのに、懇親会や打ち上げという名のナイトセミナーでは
島津兼治先生、田中稲翠先生の講義が熱く続いたこともあって、その内容の濃さ、深みはとても48時間を過ごしたとは思えません。
まるで1週間の旅から戻ってきたような、そんな気分です。

三浦先生がブログ最終日におっしゃったように、実行委員、役員一人一人のハートの中で、新しい気づき、疑問、熟成がなされ、
その課題を追い続けているという意味では実はフォーラムは終わってないような気がします。
二日間にあったこと、参加されなかった方にも伝わるように本当は言葉にしたいのですが、
まだまだ未消化な部分もあり、内容に関しては東洋医学系の雑誌に掲載されると思われるレポートに譲ることにいたします。

というわけで、今日は動画撮影担当の立場からの感想を書きます。
フォーラムも18回目になり、会を重ねるごとに発表の中身も発展し、空気の濃さが変わってきまして、
ぜひともそれを映像におさめておきたいという欲が出て参ります。
初め私は操体法という「治療」を学ぼうとして三浦先生の所に学びにきたはずなのに、
今では息食動想の哲学、呼吸法、宗教、脳、神経系をはじめとする生理学…学びの範囲に限りがないことにふと気づきます。
操体は何でも入る大きな器」という三浦先生の言葉が浮かびます。
今回も、武術と芸術、参加された方はそれがどのように操体と結びついたのかを感じられたと思います。

これを、映像班として、ぜひとも画像に残したいのです。
フォーラムに参加したかったがやむなく欠席した友人や、操体を学ぶ方々に操体の最前線(身内が言うのもなんですが本当です!)を見てもらいたいと強く感じており、
今回のフォーラムはそのまま学校の授業や操体の勉強会が開催できる内容でしたよ。


なんだか自画自賛?の嵐ですが(今回発表していない私が言うのも変ですが)、
本当を言うと、私自身が一番撮影したものを見たかったりします。何度も見て、見落としたモノを拾いたい。


ところで雀鬼桜井章一さんは、著書で「集団の成熟度をスタッフの動きがきびきびしているかどうかで決まる」という話を書かれていたと記憶しています。
先月、平さんと成瀬ヨーガグループの成瀬雅春先生の対談の場に参加させていただきました。
この時、お弟子さん達(20〜40代7,8人)は一つの目標に向かってきびきびと動きに無駄がなく、参加者側は大変気持ちがよかったです。
参加する側は、ただ発表内容が良いだけではスタッフの動きに無駄があっては全体の流れがぶつ切れになり、
なんとなく不快に感じられることでしょう。

今回は島津先生の奥様にお褒めの言葉をいただき、大変ありがたいと感じたものの、
自分自身の動きは今ひとつだったこと、全体的な改善点はちらほら見えております。
今日は三軒茶屋にて塾操体と秋季フォーラムの反省会が行われます。

次回の開催に向けて、実行委員全員で良いものを作れるよう語り合ってきます。

年末までに、まだゴールドジムでの活動もあります。
「これからも、東京操体フォーラムの動向は見逃せない!!」

そういわれるようになりますよ!
楽しみにしていてください。


森田珠水