昔聞いた話ですが、自分のものだけにしておくのはもったいないと思ったので公開します。
E.1
『儂は、S先生の懐で死ねたら本望じゃ。
死ぬ時は、S先生の胸に抱かれて死にたい。
師匠というものは、そういう有難いものなんじゃよ。』
(この時点で、S師は既に故人)
E.2
『師を越えてはじめて同格。
師と同じ事をしたのでは半徳じゃ。
皆は、私を蹴とばしていってくれよ。』
E.3
『先生は光の中に居る。ライトに照らされてステージの上に立っている。ステージの上からは会場は暗くて見えない。会場からは、ステージの 上は明るくてよく見える。
人からは、”先生”と呼ばれてはじめて人の師となれるんだ。弟子に師匠を選ぶ権利があるんだよ。よく来てくれたなあ。』
山野真二