東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

幸せだなぁ

おはようございます。空っ風強い港町から小代田です。
ここしばらくの疲れと安心からか気づくと久しぶりにぐっすり休んでしまって
いました。
ぐっすり眠れるというのは本当に気持ち良いものだなぁと改めてきちんと
眠れることを幸せに、そしてありがたく思いました。

ところで皆さんは夜良く眠れますか?
睡眠て皆さんにとってどんなものでしょう。からだを休める?頭を休める?
眠くなるからただ寝るだけ?
今は本当に良く寝るようになったなった私ですが、長い間夜眠れない時期が
ありました。しかし年が若いことあり、寝なくてもそれなりに生活出来ていました。
でもその頃を思い起こしてみると決して健康ではなかったと思います。風邪を
引きやすく、目にはしょっちゅうものもらいができていました。
若いので体力はまだあったのでしょう、それでもからだを引きずるように朝
起き学校に行ったものです。
寝たいのに眠れないということは本当に辛いことです。

でも今考えると眠れなくて辛いかったのは体ではなく、心だったのではないかと
思います
心が健康でなかったから眠れなかったのか、眠れなかっから心が健康から離れてしまったのか…。

東洋医学の養生法では季節により起きる時間や寝る時間が変わってきます。例えば冬の時期は早く
寝て日が昇った後にゆっくり起きるとか。
これは養生法のひとつなのですが、私は自分の健康をはかるバロメーターのような気がしています。
どういうことか?
例えば夏の養生法、夏は遅くまで起きてもOK!そして朝も早く起きるっていうのがありますが、
自分のからだを通してみると夏は夏、冬は冬の養生法にあった睡眠のサイクルになっている気がします。
でも心とからだが不調だったりするとこのサイクルが乱れてきくる気がします。乱れても平気だったり、
これもからだと心が良い状態でない気がします。そしてその逆もしかり。

そう考えると健康であるっていうのは自然と調和できる心とからだであるということなのかなと思った
りします。
操体は自然法則の応用貢献。それは自然の法則にあやかることでもあるけど、自然と調和できる心と
からだを育てるために、そしてそれを維持するためにあるのかなとも思ったり。

仙台の豊かな自然の中、橋本先生は何を思い何を感じていたのだろうか。
そんなことを思いながら過ごした朝でした。



小代田綾