東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

 祭りに出ました。

3月13日(土)と3月14日(日)は地元の笹森稲荷神社で春季例大祭
行われました。
毎年思うのですが、それまで雪が降ったり、寒い日が続いていても、なぜか
祭りの日になると良い天気になり、風もやさしく暖かくなっている。
不思議です。
まるで冬が最後の踏ん張りで寒気を運んできて、最後の踏ん張りが終わって
冬が満足して全軍を引き上げていったような、そんな穏やかな好天に恵まれ
やさしい風にのって沈丁花の花の、さわやかですがすがしい香りも漂ってきて、
なんとも心地が良い。

笹森稲荷神社は今から1200年近く前に勧請され、衣食住、生活の神様として
崇敬されております。
13日(土)に神社から御神体をのせた御神輿とともに、太鼓や旗や弓を持った
氏子世話人の人達の行列や稚児行列や太鼓や鐘、笛で祭囃子を奏でる小学生を乗せた
山車とそれを引く人達の行列が町内を練り歩き、おたま屋で御神体に一泊していただき
14日(日)の午前中には、また行列を作って神社まで御神体をお見送りし、お納めして
終了となります。







私は町内会で作った樽神輿を担ぐ係りの一員で、朝から町内を樽神輿を担いで練り歩き、
写真のように最後は行列と合流して盛り上げるといった具合でしたが、天気が良くて
本当に良かった。
なにかを大勢でやろうと思ったら雰囲気って大切ですもんね。
天気が良くて、沈丁花のさわやかな香りと、お囃子が聞こえてくれば、ウキウキして
みんな童心にかえった様になってきます。
普段、あまり付き合いのない人でも、「いや〜 天気が良くなって良かったいね〜」と
言うだけで和んできます。
それと掛け声、ただ黙々と担いでいても面白くないし、なんだか労働をしている感じに
なってきてしまいますが、最初は小さな声でも良いから「わっしょい わっしょい」と
声を出していくことにより、その掛け声は人から人に繋がり、呼吸も合うようになり、
それが響き合い、エネルギーも増幅されるようになってくる。
この感覚も気持ち良いですよね。
翌日は勉強会が控えていることもあり、セーブしながら愉楽しもうと思っていましたが、
一日中大いに愉楽しませていただきました。
ありがとうございました。



友松 誠。