東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

暑いですね。


暑い、暑い、暑いですね〜。
ブログの初日に、今週は猛暑、酷暑が続くそうとか、天気予報を見ながら書いていたら本当にそのとおりになってますね。
それでも、日の入りは7月の中頃と比べて随分と遅くなってきています。
私は朝の4時前には起きていますが、7月の中頃はもう日が出ていて、車を運転するのにもヘッドライトを点ける必要がないぐらい明るかったですが、今はもう真っ暗です。
日の落ちるのも、早くなってきていて暑いなかにも時の流れを感じます。
明日はもう暦の上では立秋です。
でも、まだまだ日中の日差しは強いですね。
7月は瞬発的な暑さを感じましたが、8月の暑さというのは何だかこもる様な感じの暑さで、蒸し蒸しとして自然と汗も噴き出してくる感じですね。

私事になりますが、以前は太っていた時期があり、体重も90キロ以上ありましたが、操体に出会い、学び始めてから年々体重が減っていき、今年はついに60キロを割り込んでしまいました。
そして、年々この時期になって感じることは、汗の質が変わってきているということです。
10年ぐらい前は、汗もジト〜としてベタベタまとわりつく感じで、風呂に入った時などナイロン製のザラザラしたタオルに石鹸をつけてゴシゴシ、ガシガシ擦らないと気が済まなかったのですが、今はそこまでしなくとも十分にサッパリするし、以前はあんなことをして随分とからだを苛めてしまっていたなぁと反省もしています。
からだを包み込んでくれている、ありがたい存在を苛めてはダメですよね。


今日は人間が人間に対して原子爆弾という核兵器を使用してしまった日でもあります。
1945年のこの日に、広島で原爆が投下され、地上約600メートルの上空で目もくらむ閃光を放って炸裂し、爆心地周辺の地表面の温度は3000〜4000度にも達し、その強烈な熱線と放射線で、あたり一面は焼け野原となり、川は水を求めた人達の亡骸で埋め尽くされ、また原爆で出来たきのこ雲からは放射能を含んだ「黒い雨」が降り、その日のうちに5万人、その年のうちに14万人が亡くなり、今も放射能を浴びた後遺症で苦しんでいる人が大勢います。
改めて、暑い、暑いと言いながらも、呼吸することが出来、水を飲むことが出来、地表に立っていられる環境に、生かされて生きていることに感謝しなければならないですよね。
今年の平和式典には、国連事務総長や、はじめてアメリカの代表者が出席しました。
時は一定のリズムを刻みながら経過していきますが、未来の地球の為にも、風化させてはいけない事実もあり、2度と犯してはいけない過ちとして胸に刻む必要のある事実もある。



友松誠




8月28、29日は大徳寺玉林院にて「東京操体フォーラム in 京都」開催

9月18、19日スペイン、マドリードにて「操体フォーラム in マドリード」開催