東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

ベビーシッターその1

今日の東京はどんよりした薄い灰色の空、冬がやってきそうな予感のする陽気だ。
空を眺めていると、刻々と変化して飽きることがない。
人間は現象だから変化するのはあたりまえ、子供も同じだ。大人と違って変化は激しい。それが面白くてこの仕事を続けているのだが、仕事仲間の中には子供は疲れるからやりたくないという人もいる。十人十色いろいろな人がいて世の中、成り立っているのだろう。


私は、在宅の人を相手に、仕事をしている。
その人がその人らしく気持ち良くしかも安全に過ごせるようヘルプするのが私達の仕事だ。対象は本人だけでなく家族にも及ぶ。子供の場合はママの存在だ。ママが子供達にどんな気持ちで接しどんな希望を持って日々生きているのかをつかまなければならないと私は思っている。

ママと私の人生観があまりにもかけ離れていて、とてもついていけないと判断した時は、失礼してもっと相性のいい仲間を探してもらうことにしている。なぜなら私のストレスになるし、私が気持ち良く働けないから。その波動は相手にも伝わり自宅で気持ち良く過ごしていただけないからである。



今日はこの辺で失礼します。また明日よろしくお願いします。


鵜原増満


新刊情報:皮膚からのメッセージ 操体臨床の要妙Part 2(三浦寛著)、たにぐち書店より発売。 
11月20、21日千駄ヶ谷津田ホールにて2010年秋季東京操体フォーラムが開催されます。
2010年8月、社団法人日本操体指導者協会を設立しました。