こころって言葉にろを加えると、ころころになる。
ろという字は路(道)炉(灯り)になったりもする。
道や道標は、移動する時に役に立つ。
何処かに行く時に、真っ直ぐな道は、実はそれ程無い。
心も真っ直ぐなのは、なかなか難しい。
コロコロしちゃうものなんだ。
真っ直ぐって本当に難しいんだ。
道が全部真っ直ぐな訳が無いだろ。
全部真っ直ぐな方が、実は遥かに難しい。
難しい事なのに、無理に当てはめると、ややこしくなる。
心は揺れ動くのが、どちらかと言えば正しい。
揺れ動く事で、実は心は真っ直ぐに進んでる。
目的に向かうのには、真っ直ぐな道はあまり無いのだから。
右や左に曲がったり、時には戻ったりしながら目的地に着く。
ころころと揺れ動きながら、進むのが実は当たり前。
進む道に灯りが在ると良い、その灯りは暖炉の灯りのように暖かい。
その灯りが見える方向が、きっとその人にとっての向かうべき道。
みんな暖かな何かに守られながら道を進む。
本当にそのようになって産まれて来ている、それが産まれた意味。
それが解かると、なかなか面白い。