橋本先生は、三浦先生に、
「自分のやっていることは60年先を行っているから、今理解されなくても仕方ない」
と言われていたそうです。
これは三浦先生の温故堂修行時代から考えれば、
40年くらい前の話ということになります。
ということは、操体が世に理解されるまで、あと20年ほどかかるというわけですナ。
今から20年後というと2030年。
2030年といえば、聖徳太子の怪しい予言があるとかないとか・・・
まぁいいかそんなことは。
でも、実際は今あるのに時期が来るまで気づかれないなんて、
何だかクニマスみたいじゃないですか。
ある程度手技療法に通じた方ならば、
操体(法)を知らない方はいないんじゃないかと思うんですけど、
さかなクンみたいな方に操体もいつか再発見されるんでしょうかネェ。
そもそも操体が理解されるって、どんなことなんでしょうか?
おそらく橋本先生が言われる理解とは、
操体(法)が効く効かないとか、使える使えないとか、
そういったことじゃないんだと思うんです。
え、じゃあどんなことだって?
そういう難しいことは、岡村実行委員長に一緒に訊いてみましょう(笑)
つづく
中谷之美
2011年東京操体フォーラム分科会は4月29日に千駄ヶ谷津田ホールにて行います。http://www.tokyo-sotai.com/
2011年2月から足趾の操法集中講座を開始します。