東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

『春の訪れ』

私の住む福岡の街でも寒さが随分和らぎ
日に日に暖かい春の日差しが射し始めました。
今日は天気もよかったので思い切って
自転車で仕事場まで行ってみました。
途中に通りがかった筥崎宮の境内の
梅の花も少しずつ開き初めて
春の訪れを教えてくれていました。

うちの整骨院で定期購読している「Trinity(トリニティー)」
というスピリチュアル系の雑誌の特集で
「愛される女のスピリチュアルSEX」という
特集が組んでありました。
しめしめとページをめくってみると
「中国生まれのセックス奥義」
「本気の愛されセックス」等
気になる見出し満載のないようなのだが
あくまでもこうしたら彼が喜ぶとか
こんなセックスが理想的ですよというHOW TO
の書かれたものばかりで眼どうも操体的ではない。

私個人としては、愛撫の仕方や体位の種類よりも
何故僕は今この人に魅力を感じ、
この人と愛し合っているかということや
セックスの相性の善し悪しというのは何ぞや
生理的に好き嫌いの生理的とは何なのだろう
ということなどを知りたいと思う。

勿論嫌いな人と寝るよりも愛しくて仕方ない
人とベットをともにする方が喜びは多いと思うが
そんな最高の相手とだっ回数を重ねれば
マンネリというか新鮮味がなくなるというか
要はその感動に慣れてしまうのであろう。

人は同じ刺激を与え続けると慣れてしまい
より強い刺激を求めてしまうといいます。
しかし強い刺激は劇薬であり身を滅ぼす
可能性だって秘めている。
常に新鮮さを保ち続ける秘訣って何なのだろう?

これって何となく臨床にも当てはまりそうですよね。


秋穂一雄