東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

本当なんですよ。

僕は時間の感覚を、超えた時が、何度か在る。
周りの時間と、自分の時間がずれる感じを、僕は知っている。
自分の周りが、異様に遅く感じる時間を僕は知っている。
僕はそんな不思議な経験をした事が在る。
格闘技のプロだった頃、僕は、何度かそんな経験をしてる。
相手が止まったように感じる瞬間は、本当に在る。
その瞬間は、不思議な感じがする。
時間を感じない、その時間は、空気の感じが違う気がする。
空気が濃厚な感じがする。
相手の力も、重さも、感じなかったりもする。
その瞬間は音も聴こえない。
自分が水の中に居るようも、感じたりする。
水の中に居ると、空気よりも周りの感覚を皮膚を通じて感じやすい
目には見えない感覚が研ぎ澄まされたような不思議な時間が
本当に在る事を僕は経験して知っている。
よく交通事故の瞬間に、時間が止まって色んな事が、目の前に現れるという事を聞く。
あれは本当に危機を感じた脳が、普段では在り得ない程能力を発揮するからしい。
そんな事を、聞いた事が在る。
本当に限界まで脳が働くと、情報を処理するスピードが変わる。
普段では在り得ない程のスピードで働く。
そうすると、時間が止まったように感じるらしい。
本当に試合に入り込むと、そんな事が起きたりする。
ボールが止まって見えるというのも、同じ理屈のように思う。
人は筋肉だけで動くのではない。
意識が人を動かす。
意識のレベルが変われば、全てが変わる。
意識の動きで、時間の感覚や力の感覚は、圧倒的に変わる。
僕はそんな事を、経験から知っている。
まるで常識からしたら、嘘のようでもある。
でも本当の事なんですよ。
僕は本当に、そんな経験をした事があるんです。


東京操体フォーラムin 京都2011は8月28日(日)に開催されます。北村翰男(奈良漢方治療研究所、奈良操体の会)、三浦寛

Sotai Forum inMadridは、9月24日、25日の二日間、マドリードにて開催致します。三浦寛

2011年秋季東京操体フォーラムは11月6日(日)、東京千駄ヶ谷津田ホールにて開催予定です。