先週20日、アメリカのスペースシャトル、アトランティスがケネディー宇宙センターに帰還しました。
1981年から始まった、スペースシャトルの活動はこれで終了したようです。
月に到達したアポロ計画の後、人と貨物を同時に運べる宇宙船として、ISS(国際宇宙ステーション)を完成させ、30年の歴史に幕を閉じました。
自分の世代は、宇宙といえばスペースシャトルのイメージがあったので、感慨深いものがあります。
古くから人々は宇宙を眺めながら、生活の中に取り入れ、関わりを持ってきています。天文学や物理学など、難しいことはわかりませんが、興味深い分野です。
今は立川に住んで落ち着いていますが、最初に東京に住んだ吉祥寺から引っ越す際に迷った候補
の街に、プラネタリウムがありました。
子供の頃は星がよく見える土地に住んでいたので、あまり気にしていませんでしたが、星のあまり見えない東京で、プラネタリウムが近くにある、というのは魅力的であった思い出があります。
結局は図書館が気に入って今の街に決めたのでした。
アインシュタインは相対性理論において、絶対時間は存在しない、ということを明らかにしました。
お互いに等速度で運動しているすべての慣性系において、すべての基本的物理法則は、まったく同じ形で表される。
真空中の光の速さは、光源の運動状態に影響されない一定値cである。
いかなる座標系においても物理法則は不変である
重力によって感じる『重さ』と、加速によって感じる『重さ』は同じ物である
光速に近づけば時間の流れのテンポは限りなく0に近くなる。
重力が大きいほど時間の流れはゆっくりになる。
ということらしいですが、
理論上、未来へ行くことが可能であるという事実には興奮しますね。
また、よく、年を重ねると時間の流れが早く感じるといったりしますが、調べてみると、時間学というものがあるようです。
・代謝が良いほど、心の時計が早く進み、時間を長く感じる
・恐怖を伴う時間は長く感じる
・頻繁に時計を気にすると、時間を多くの部分に分節化して認識し、長く感じる
・印象に残る出来事が多い時間の方が、長く感じられる傾向がある
心の時計という表現が印象に残りますが、面白そうですね。
http://www.rits.yamaguchi-u.ac.jp/
(時間学研究所)
辻知喜