東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

似て非なる

ジャクソン・ポロック展を見て来た。
20世紀のアメリカを代表する抽象画家の回顧展である。素晴らしい!
晩年(といっても、44歳で自動車事故で逝ったのだから、まだ若い)の彼の技法に、ブラック・ポーリングというものがある。
その方法で描かれた作品の中に「アレッ!?これ誰かのに似てるよな。」と思った瞬間、隣に居た2人の中年女性の一人が「棟方志功みたい。」と口走った。
作者もプロセスも全く違うが、こうして作品として表出されると、似ていると感じるものが世の中にはいくらでもある。
操体も、あるシーンだけを切り取って「◯◯みたい。」と言われるのは、いかがなものか。
三浦先生が「操体操体だ!」と力説されるお気持ちは、よくわかる。
操体」、「操体法」、息・食・動・想、全部見て下さいよ。


半蔵