東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

近頃スマホ症候群という言葉ができているとか。
つい最近初めて聞いた言葉なのです。
今や、多くのの人が従来の携帯電話(ガラケー)からスマホへ機種変更をしています。
スマホを操作する際、首を前傾している状態が続く為に、首や肩への負担が増え、症状を訴える人が増えているとか。
確かに電車などへ乗ると、みんなスマホを操作して、ウェブを見たり、ゲームをしたり、映画を観たりしている方が多いですね。
最初にこのことを聞いた時にはピンとこなかったのですが、携帯からスマホへの移行でそれほど変わるものだろうかと思いました。
スマホと言っても、サイズは様々で、片手で扱えるものに関してはさほど影響はないのかもしれません。
が、画面が大きくなって、タッチパネルでの操作でもあるのて、両手での入力をする人が増えていることが、問題を起こしているようです。
実際に試してみると分かりますが、片手で持って、もう片手で(特に人差し指で)操作すると、どうしても首を前傾した状態にならざるをえないようです。
個人的に愛用している機種は小型のものなので、片手での操作をしている為、これまで特に気にせずにきましたが、購入の際はこのあたりも考慮して選んだ方がいいようです。
今後もますます増えてくると思いますが、各自で防げる問題ですので、気をつけてみてください。