患者さんにもいろんな方がいらっしゃいますが
操体的に考えますと気持ちのよさをききわけてくれる方はカミサマです。
さらに、その気持ちのよさを十分に味わってくれる方はホトケサマです。
中には「(先生と)話してるのも、もったいないワ」と言って
自分のからだと向き合ってる方もいらっしゃいます。
こういう方は、カミサマ、ホトケサマときたからイナオサマです。
まぁこれは操体法に限らずに言えるかもしれませんが
施術をうけてる間くらいはなるべく余計なことを考えず
自分のからだに意識を向けていただきたいもんでございます。
「帰ったら何のTV観よう?」なんて考えてたらもったいないですぜ。
そして、もし気持ちがよければ、それを十分に味わってほしいもんでございます。
もしかしたら意識がぶっとんでガーガーいびきなんかかいちゃうかもしれません。
でも、いいじゃありませんか。
泣いたって、ヨダレたらしたって、鼻水たらしたって、屁こいたっていいんです。
普段あまり意識を向けないからだを十分に開放させてあげれば
きっとスムーズに快方へ向かっていきますヨ。
中谷之美