東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

四日目

先日、虎ノ門にある、ホテルオークラで、ホテルオークラ50周年のイベントの一つ、櫻井よしこ氏と松岡正剛氏のビッグ対談に行って来た。
オークラと言えば、私の仕事場でもあり、34年間通い慣れた空間(空環)である。
たまたま偶然に、そのイベントの告知が目にとまり、申し込んだのである。
会場はオークラの平安の間である。この宴会場は立食のパーティでは二千人を収容できる。
この会場は三度ほど、招待状をいただき、顧客として利用させて頂いたことがある。
今回は五百席の、なんとも贅沢な使われ方である。その分、空間の流れがよかった。

なぜ、こうしたイベントに顔を出すのか。
自分の学んでいることとの接点をたぐっているのだ。
どんなことにおいても、長年そのことに魂を打ち込んでいる人の語りを心に留めると、
ひしひしと響いてくる接点(もの)がみえてくる。そのみえてくるものは、
人間歴史のふる里、その命(霊)に触れているような共感性をつむぐことができる。
この両氏は、さすがにその豊かな言葉に合った姿勢が身についておられる。
その言葉と姿勢が調和している。きもちがいい。
両氏の目線の配慮もよかったなァ。
とにかく、そういう人達は、きもちがい。なぜなら、その事柄とすっかり一体になって、自ら愉しんでいる人だから・・・。
若いうちに、生きた言葉に触れてみることです。