東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

数字の謎(1)

私は(社)日本誕生数秘学協会の認定カウンセラーです。
「誕生数秘学って?」と、聞かれたら、いわゆる「誕生日占い」を想像する方もいるかと
思いますが、誕生日占いは数秘学のほんの一面に過ぎません。
色々書籍が出ていますが、本を読んだだけでやるのと、セオリーにのっとった
プログラムで学ぶのとでは、全然ちがいます(操体もそうですね)。

実際カウンセラー講習に参加した際は、
「本で読むよりとてつもなくディープだなぁ」と、わかっていながら
感心したものです。

誕生数秘学は、ユダヤに端を発する「カバラ」から来ています。
私はもともとカバラとか大好きで、数秘術も知っていましたが、
誕生数秘学のほうが奥深いことを知りました。

創案者ははづき虹映さんという日本人男性です。
私の周囲の方で何人かは、その名前から、女性だと思っていたそうです
(実行委員のT澤君とか、受講生のS嬢とか)。
関西の方で多分(?)同年代です(笑)。
バリバリのビジネスマンから独立起業し、成功した時に、阪神淡路大震災に遭遇し
それから生き方ががらりと変わります。

私が面白いと思うのは、スピリチュアルな面と(絶対)と、
商売のうまさ(相対)のバランスです。

また、過度のポジティブ思考でないところも共感できるところです。
このあたりは「救いと報い」にも通じるところがあります。

幸せなスピリーマン

幸せなスピリーマン

左脳優位系から右脳優位系に見事に変身を遂げているようです。
この本、インチキ霊能者とかも出てきてなかなか面白いのです。

ある時、はづき氏の本を読んだら「救いと報い」のことが書いてありました。
また「がんばらなくてもいい」ということも書いてありました。
「言葉の持つちから(コトダマ)」についても言及しています。
橋本敬三先生が大正時代の終わりに気づかれたことが書いてあるのです。
現代の関西の方ですから、勿論橋本先生とノリは違いますが
「生きていようがそうでなかろうが、あなたの魂は最初から救われている」
とも書いてあります。
もしかしたら、橋本先生の本を読まれたのかもしれません。
(今度カウンセラーの大会に参加して、質疑応答の時間があったら聞いてみたいと思っています)

「へ。占いか」という方もいらっしゃいますが、
占いというのは、実は統計学です。

占いが嫌いでも、ギャンブルは好きという方もいらっしゃいますね。
ギャンブルは殆ど数字です。

そして、私が何に使っているかというと、
クライアントの方が生まれながらにして持っている資質、傾向、魂のクセ。
それを操体の臨床に活かしているのです。

これは非常に有効ですし、ご本人に「現在過去未来こんな感じです」と
お話すると、殆どの方は興味をもって聞いて下さいます。
誰でも自分の事は知りたいものですから。

また、グループ編成や電話番号を決める時、
開業する日にちなどにも活用できます。
例えば社長の誕生日で登記日を決めるとか。

占いに縛られては本末転倒ですが、
「天気予報」、例えば「今日の午後は雨がふりそうだから
傘を持っていこう」というように用いるのがベストです。

また、ライフサイクルは9年周期と言われており、
波が上下しますが、「高いからいい」「低いから悪い」という
見方はしません。高いときもあり、低い時もあるということが
分かっているからです。

操体、私達は「腰が痛いから腰がわるい」とか
「股関節が曲がらないから股関節が悪い」という診方はしません。
あくまでも「何か原因があって、腰痛を引き起こしている」という
結果として、ニュートラルな目線で捉えます。

【誕生日占い】幸運を招く「9つの波」

【誕生日占い】幸運を招く「9つの波」


畠山裕美

2013年4月28日 東京千駄ヶ谷津田ホールにて
春季東京操体フォーラムを開催致します。