東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

2. 魂と遺伝子をめぐる論争

『一般の方がDNAという言葉を耳にすると、比較的固定したイメージで考えると思います。「DNAだからしようがない」「父親の遺伝子だから、母親の遺伝子だからしかたがない」という感じです。しかしそうではなく、遺伝子には色々な環境因子(要因)によってダイナミックに変わりうるものなのです。』
矢作(64p)

『ゲノムが書き換え可能な設計図だとわかり、遺伝子学や生物学では今後、様々な変化が起きるでしょう。その変化の途上で、科学で証明できない、解決できない、つまり、見えない世界のことを考慮する“余裕”が生まれると、なおいいと思います。』
村上(66p)

「すべての生命は動的平衡状態にある」というR・シェーンハイマーの言葉は、福岡伸一先生のお陰で、私も知るところとなりました。

人間のからだは神からの借りものだということです。では、借り主はといえば、魂ということになるんだそうです。
そう考えるとスッキリするし、救われますね。

「ご縁」という人知を超えたものが働いているからこそ、「生きてみよう」という希望が湧いてきますね。


半蔵