東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

3. 「お迎え現象」を科学する

『霊の世界とか魂とか、そういう世界をなるべく見ないでおこうとする現在の日本人の生活は、とてもいびつな形態です。そういうものは信じないとしている人でも、時には神頼みをするし、初詣にも出かけます。特定宗教に属していなくても、自然に手を合わせます。本当は信じている証拠です。』
村上(126p)

『日本人は死を避けたがる傾向が強まっているというお話がありましたが、死は避けては通れません。必ず肉体死します。だからこそ、それをしっかり見すえて毎日を生きるべきだと思います。そうすれば、次第にホスピスが病院診療と違わない親和性のある存在に変わると思います。
また、お迎え現象はせん妄にすぎないと軽々に断じてしまうのは問題です。しかし、そもそも医師の側に知識がないうえに、それを理解しようとしない医師、医療関係者が圧倒的に多数派ですからしかたがないのですが、そろそろこういう議論をオカルト扱いするのをやめて一般世間でしたほうがいいでしょうね。
魂やスピリットに関する知識や考え方そのものを受け入れることで、人間は劇的に変わると思います。』
矢作(132p)

「自己の究明」なしに生死は語れません。
「いかに死ぬか」は即ち「いかに生きるか」を考える事だからです。そのためには、あの世とか魂の話が出て来ない訳にはいかないと思うのです。
私は臨床家なので、なおさらそれを強く感じます。そうでないと、自分も患者さんも癒されないからです。(互いに死すべき宿命を持ちながら、人生の1つのシーンで出逢った者として)


半蔵