佐助担当の二日目です。よろしくお願いします。
今年も半分が過ぎましたが、この上半期の一番ビックリした身近のニュースは、勤務先のクリニックに車が衝突したということです。
たまに新聞やニュースでは、車のブレーキとアクセルを踏み間違え、建物に衝突する事故を目にすることはありましたが、今回は実際に目も前でこのような事故を目撃してしまいました。
今回の事故は、ある御高齢の男性が通院後に車に乗り込み帰宅をしようとして、バックとドライブ(前進)を間違えて急発進してしまったようで、タイヤ止めや植木を乗り越えクリニックの建物に衝突したようです。
事故後、地面は平らなのですが、建物が傾いているような感じになりました。
自分自身が目を閉じれば間違いなく真っすぐ立っていることはわかります。しかし、視覚からの情報は傾いているという状態で、仕事をしている看護師の数名は、軽い頭痛や肩こりなどが出現して体調を崩したようです。
からだの五感からそれぞれ感覚や情報を得ていますが、視覚からは全体の87%もの多くの情報を得ていることが分かっています。したがって視覚とその他の器官の情報との誤差によるズレから起こる反応として考えると、このからだの反応は正常の反応なのです。しかし症状だけをみると、緊張性頭痛などの診断名が付き、からだの異常と捉えることが本当の治療なのかを沢山の方々に考えてみていただきたいなぁと思います。主訴の症状にあるその原因が探れると、きっと対処方法も変わってくるのではないでしょうか。
今回のブログは視覚について書いてみたいと思います。
今日はこのあたりで・・・。ありがとうございました。
2013年7月15日(月)の海の日に、東京千駄ヶ谷 津田ホールにて、操体マンダラ 2013を開催致します。