東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

 最終回。操体法は場所を選ばず。

おはようございます。

快晴の冬空です。

一月も、ゆっくりと日々の時が流れ、いよいよ二月に入りました。
出版の進み具合の順調そのもので、一つ一つ丹念に、めんこく仕上げています。
出版社編集部との打ち合わせにより、三部作のシリーズとして出版の予定です。

週刊プレイボーイ編集長、島地勝彦先生の臨床はターミナルビルで、週一回の間隔です。
先日で四回目の通院です。
日を追うごとに回復し、日常生活には殆ど差し支えないほどです。
今後は健康維持増進の為、週一度通院される予定です。

素晴らしい回復力で、診ごたえのある見事な臨床でした。
また、その後の経過などもメールマガジンで紹介して下さるとのことです。

先日、伊勢丹デパートメンズ館8階にある、サロン・ド・シマジに顔を出してきました。
丁度居合わせたお客様の中に、若手のペインクリニックの院長先生がいまして、島地先生と同じように、頸椎症で、背中に激痛をかかえているとか。
スパイシー・ハイボールを飲みながら、院長先生の右側の背中に点の渦状波を15分ほど試みたんです。

そうしますとネ、先生の顔から大粒の汗が噴き出して来たんです。ハンカチで汗をふくほど発汗しているのです。
これも、からだに変化があったのだと受け止めますが、何せカウンターのサロンなので、立ちっぱなしで服の上からの接触、それでも反応があったのですから、やってみなきゃわからんことですね。

躊躇してたんでは、はじまらない。

操体法は場所を選ばず、どんな条件下であってもOKなのですから、ありがたいことです。
院長先生曰く、「ペインクリニックの医者でありながら、自分の痛みが治せない。何をやってもダメ。なさけないよ」と、こぼしていました。



一週間ありがとうございました。明日からは三浦寛幸が担当します。