東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

長野より

今日から一週間ブログを担当します長野県在住の佐助です。一週間お付き合いよろしくお願いします。
 
日本人の平均寿命は、 厚生労働省の2013年の発表によると、男性79.59歳、女性86.35歳とされています。都道府県別で僕の住む長野県は、男性80.88歳、女性87.18歳と平均寿命が全国で男女ともに第一位の長寿県となりました。
これだけ高齢者が多いということは、医療費も莫大な金額になると思いますが、実は、長野県は、30年以上前から予防医療に力を入れてきたこともあり、日本一の長寿の県でありながら、一人あたりの医療費は全国平均を大きく下回っており、75歳以上では全国で4番目に医療費が低いとされています。

病気に苦しむことなく、元気に長生きし、病まずにコロリと死のうという意味として「ピンピンコロリ」という標語がありますが、長野県ではこの標語があてはまるような県といわれています。
しかも「ピンピンコロリ」をwikipediaでみてみると、1980年、長野県下伊那郡高森町で、北沢豊治氏が健康長寿体操を考案し、1983年日本体育学会に「ピンピンコロリ (PPK) 運動について」と題し発表したのが始まりとされていて、「ピンピンコロリ」の標語も長野県から生まれたとはビックリしました。

ちなみに、僕が勤務するクリニックの近くの成田山薬師寺には、平成15年9月に「健康で長生きし(ぴんぴん)寝込まずに大往生する(ころ)」から命名された高さ約1m、直径約60cmの「ぴんころ地蔵」が建立されました。現在では健康・長寿のシンボルお地蔵さんとして有名となり、数多くの観光客が訪れているようです。

今週は長野からです。
今日はこのあたりで・・・。ありがとうございました。