東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

万能鑑定士Q モナ・リザの瞳

昨日の本の話でもうひとつ。現在、映画が公開されている「万能鑑定士Qモナ・リザの瞳」もぜひ観てみたい映画だ。もちろん原作は既に読んでいて内容も知っている。私の読んだ本の原作がどんな風に映像化されているかいつも気になるところだ。以前にも百田尚樹「永遠の0」、東野圭吾真夏の方程式、「プラチナデータ」、スティーグ・ラーソン「ミレニアム」(映画では「ドラゴンタゥーの女」)など原作を読んだ後に映画を観た。賛否両論あるが実際の映像を観ると、あの主人公はこの俳優か!とか自分が想像している通りの場合と全く想像していない場合といろんなパターンがある。この実際の想像とのギャップが非常に楽しい!また現在の読んでいる本が映像化したらどのようになるか?配役は誰が演じるか?など想像するのも楽しみだ。
ちなみに「万能鑑定士Qモナ・リザの瞳」と同時に「キカイダー REBOOT」という映画も作者が同じ松岡圭祐だ。原作のキカイダー石ノ森章太郎が書いたマンガだが、今回映画のために松岡圭祐が書き直したものだ。
「万能鑑定士」シリーズは人の死なないミステリーになっているが、もっとドきついのがお好きな方は松岡圭祐の「千里眼」シリーズがオススメ。主人公の岬美由紀は元航空自衛隊の二等空尉で、現在は臨床心理士。パイロットの経歴を持っていたことで動体視力が優れ、人の目の動きを見ただけで相手の真相心理を暴いてしまうことができる。操体の診断方法?のよう?かなりの巻数が発行されているが興味のある方はぜひ!松岡圭祐の一番読みやすいものとしては「ミッキーマウスの憂鬱」がいいかも?ディズニーランド?の裏側をコミカルに描いている作品です。こちらもぜひ!

万能鑑定士Qの事件簿IX (角川文庫)

万能鑑定士Qの事件簿IX (角川文庫)

ミッキーマウスの憂鬱 (新潮文庫)

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