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東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

「手入れ」を考える

おはようございます。
瀧澤さんからバトンを受け取り、今日から一週間寺本が唸ります。
どうぞ宜しくお願い致します。

さて、早いもので、今年も11月を迎えました。
散歩をすれば目に入るのは来年の「年賀状」の準備を知らせる広告。
季節感を追い越して、意識は前へ前へ、という感じがします。

ちょっと早い話題ですが、年の瀬が近づいてくると
なんとなく意識に上り始めてくるのが、「年末の大掃除」。
これを年が変わる前に、いっぺんに片付けようとすると、なかなか大変なものですね。

そういえば先日、お昼の番組にお掃除の達人が登場し
ズバリ、その「秘訣」をこう断言していました。

「毎日少しずつでもいいから、必ず掃除をすることです!」

そうすると、「年に一度の大掃除」をする必要がなくなってしまうのだそうです。
日々の生活を通して、少しずつやっていれば、エイヤッ!と気合いを入れてやる必要もなくなるんですね。

達人を見習って、このようにバッチリ計画を立てて実行し、継続していくのはなかなかやりがいのあること(笑)
であると思う一方で
この「日々の掃除」というのは、とても響くものがありました。
「掃除」は言い方を変えれば「手入れ」とも言えると思います。

今の話は「住まい」という「建物」の手入れの話でしたが
実は操体とも大いに関係している感じがします。
操体の土俵に移行してみましょう。

操体にも「建物」に関しての有名な言葉があります。少しでも勉強した方は聞いたことがあるアレです。
橋本先生の著書の中でも、度々登場する「人間-この動く建物」という名言。
操体のバイブル「生体の歪みを正す」の中にも出てきますね。

生体の歪みを正す オンデマンド版―橋本敬三論想集

生体の歪みを正す オンデマンド版―橋本敬三論想集

そうか、からだも「住まい」と一緒。動く「建物」なのですね。
ということは、日々の掃除を怠っていると
年に一度、「動く建物」である「からだ」も
「大掃除」が必要になってしまうということになります。

でも「大掃除」の必要なからだって、どんな状態でしょう?
からだにとっての大掃除は
場合によっては生命に関わる一大イベントになりかねないのではないでしょうか。
洒落にならない、一大事になってしまいかねません。

ここで、先ほどの掃除の達人の言葉が光ります。
大掃除で大変な想いをしないように………

「毎日少しずつでもいいから、必ず掃除することです!」

そう、これはからだも一緒ですよね。
毎日少しでもいいから手入れをする。

この「からだの手入れ」という営み
実にステキなことではないか、と最近感じているのです。
一方で、この動く建物を前にして
「手入れ」ってどうやってすればいいのよ?
というギモンを持つ方もいるのではないでしょうか。

まさに!その答えは操体の学びの中に山ほどありますので、ご安心を。
何故なら、人体は構造(ツクリ)があって動く(ウゴク)という「事実」から
操体は決して目を背けて、逃げてはいないからです。

というよりも。

その「動く」という「土台」があって、その上に 「こそ」
築かれ、積み上げられてきた学問だからです。
「からだ」という動く建物を
自分自身で日々、「手入れ」する営み。
ちょっと、興味沸いてきませんか?

「ホッ」

ちょうどそんなからだの勉強ができる機会があるみたいですよ(笑)
「実際にやってみて、どんなもんか味わってみる」
そういうことでしか味わえない、からだとの対話。
そんなアナタ自身で学ぶことができる機会となっていますので
ピン!と来たら、足を運んでみて下さいね。

「2014年秋季東京操体フォーラム
今回は11月22日(土)23日(日)の二日間開催いたします。
メインテーマは「操体進化論」。
特に、22日は場所の都合上、人数が限られておりますので
ご参加希望の場合はお早めにお申し込み下さい。
詳細は以下、「東京操体フォーラムHP」をご確認ください。
http://www.tokyo-sotai.com/?p=813