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東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

「息について」

先日まで「食」「動」「想」について書いてきたが、これらの捉え方が変われば当然「息」に対しての捉え方も大きく変化してくる。

私自身この変化を大きく実感しているのが、呼吸を上手くコントロールすることで他のイノチの営みをより活かせるということである。

操体を勉強している方なら存じていると思うが、操体では「息・食・動・想」これらの命の営みが同時相関相補しているとされている。

これら4つのバランスが取れてこそ自分のイノチの調和が計れ、健康という一つの目的が達成される。その中でも「息」は最重要項目でこの呼吸ひとつで人間の食事にしても、動きにしても、想念にしても全てがイノチ、体が悦ぶベクトルにコントロールすることが出来るのである。

例えば先日書いた「食」にしても「食する」ということは今までインプットとして捉えられてきたのだが、それがアウトプットに変化してきている。

何故かというと食することでカラダに負担が掛かることと、それに伴い呼吸で「食」をコントロールすることが出来るからである。

それだけ現在の操体における「呼吸法」が変化してきているのである。

その変化の一つのポイントが呼気と吸気の「マ」になる。

一般的な呼吸法は様々な呼気のやり方は説いているが、その「マ」の重要性は説かれていない。しかしその「マ」の使い方にこそ呼吸が「イキ」ではなく、「ソク」となり、カラダとイノチが悦ぶ呼吸法になる。

また、その呼吸法を体感し、身に付けていくとカラダの動きや自分の意識は呼吸だけでコントール出来るようになる。

こういったことを体感すると人間の生命活動は「息」のコントールによって成されるのだと理解出来る。
これからもっと「息」について深めていこうと思っている。