東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

7.残心 日本を愛する外国人

3月14日から北陸新幹線開通。私はいままで富山、金沢への出張は飛行機で行っていただがこれからは新幹線になる。東京から富山まで最短で2時9分となり便利になりいいことだが、少し残念なこともある。

いつも帰りの飛行機のANA便で上映している~IZA ・NOW~もうひとつのニッポン~という番組がある。

毎月、日本で活躍する外人を紹介している番組だ。日本のマンガに魅せられ、日本語でマンアガを書く人。日本の包丁のすばらしさを実演して販売している人。琴に音に感銘を受けて弾く人。すべて外国人だ。サロンドシマジのフロアーにあるニコライバーグマンも登場したことがある。日本の黒色文化に魅せられて黒い箱に花を敷き詰めて販売している。

私たちの実行委員にもアメリカから日本医療に興味を持ちほぼ日本人?のグレックさんがいる。

その中でも剣道、剣術に魅せられたニュージーランド出身の武道家がいる。アレック・ベネットさん。

http://www.foodiestv.jp/program/episode.php?prg_cd=FD00000362&episode_cd=0011&epg_ver_cd=99

その方が番組で残心の話をしていた。固定電話で話終えたとき、受話器を静かにおく。ドアや襖を閉めるときに音を鳴らさずようにそっと閉める。日本人には残心がある。そのこころを忘れてはならない。

いま、海外のメディアでも日本人、日本文化、日本の作法が見直され憧れの的になっている。

操体にも残心というオサメがある。

そのおかげで気持ち良さの余韻に浸ることができる。