「私の周囲には腰痛に悩んでいる人たちが、おどろくほど多い。
腰痛に完治という例がないのは、体験者なら誰でも実感できることだろう。
治(なお)る、のではなくて、治(おさ)める、というべきである。
病院や整体などで、いったんは治(なお)ったようにみえても
それは一時的に治(おさ)まっただけのことだ」
「治(なお)る」と「治(おさ)める」。字は同じでも何となく違いますよね。
また五木氏は同じ著書の中で
「治療より養生。これから健康を考える上でのキーワードは、
まちがいなく養生であると私は信じている」と述べられております。
「治(なお)る」「治(おさ)める」「治療」「養生」。
キーワードはいろいろとありますが、
それらをまとめて面倒みちゃうようなものがあればきっと最良ですよね。
そして、その可能性を大いに秘めているのが操体(法)なのかもしれません。
一週間ありがとうございました。
来週は真摯に操体を修めている畠山先生です。
中谷祐祥