作法といえば茶道、華道、武道などにあるからだの使い方・動かし方の基本。
平たくいえばその世界の最低限のマナーともいえる。
日常生活での行動も作法のように気を配ることこそが、修行の一環となりえる。
顔洗い、歯磨き、うがい、手洗い、料理、
洗濯、掃除、お風呂。
操体でいえば重心安定の法則。
手は小指、足は親指。
そういった日常生活に於ける動作の
不作法こそが歪みを生み出している。
治療所で治してもらってもまた歪むのは、
その人の脳の使い方の癖と、
からだの使い方の癖が原因であろう。
日常作法に気を配る。
別の言い方をすれば「ミを入れる」ことが
重要だ。