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東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

左右の差

左と右、その左右の形態的な「差」というものを

できるだけなくしていくように

働きかけようとしていた時期がありました。

 

アタマのどこかで

臨床の「ゴール」を

からだに現れている左右差の解消に据えて

からだと向き合っていた頃。

 

もしかすると、からだにとっては

うんと迷惑な干渉になっていたのかもしれません。

 

左には左の、右には右の

それぞれに「役割」が在る。

その各々の性格が絶妙に絡み合って

生命活動は営まれている。

 

そういう捉え方で診てみると

「左右差」は最初から在るもの

生命にとって必要なもののようにも感じられてきます。

 

地面に根を張り

生命活動を表現している

樹木のスガタを見れば

 

「左右対称」とはひと味もふた味も違う

目に見えないバランスに則った

「左右非対称」の生き様がそこに在るように感じます。