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東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

陰陽④

日下和夫(くさかかずお)

昨日の続き

 

 臨床では問診というのをはじめに行なう。 このとき、患者さんに症状が発症する時間を聞くのも、問診での重要な事柄である。 陰陽五行説によると、それぞれの内臓が担当する時間というものがある。 それを五臓六腑というが、実際には心臓は心と心包に分かれているので、その心包を加えた六臓六腑が2時間ずつ受け持って、24時間でひと回りしている。 3時に肺から始まり、5時からは大腸へ、7時からは胃と脾臓の時間に移って11時までの4時間は消化器の時間になる。 

 このように時間を並べていくと、鍼灸でいう経絡の肺から始まる順序とピッタリと一致している。 

 

六臓六腑の時間

 

内 臓 時 計

六 臓 六 腑

3時

5時

5時

7時

大腸

7時

9時

9時

11時

脾臓

11時

13時

心臓

13時

15時

小腸

15時

17時

膀胱

17時

19時

腎臓

19時

21時

心包

21時

23時

三焦

23時

1時

胆のう

1時

3時

肝臓

 

 六臓六腑の内臓に疾患があって調子が悪いときには、その内臓時間に変調が起こる。 それが肝臓だったら1時~3時が肝臓の時間になっていて、その時間に目が覚めて体の具合が悪いということなら、それは肝臓に問題があるということだ。

 

 3時から5時は、肺の時間で、気血の流れが動き出し、咳が出たりして肺に疾患がある人は不調を感じることが多い。 5時~7時は、大腸の時間。 7時から11時は、胃と脾臓が活動する消化器の時間で、ムカムカして食べたくなかったりするのは、胃を休ませるためである。  

 

明日につづく

 

おしらせ

 2015年冬季東京操体フォーラム 12月5日(土)6日(日)二日間開催決定 詳細は東京操体フォーラムHPをご覧下さい