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東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

陰陽~その7~

瀧澤 一寛(たきさわ かずひろ)

「現象」を語るうえで欠かせない目に見えない世界。

これはちっとも怪しい世界ではございません。どちらかと

いえば妖しい世界(笑)

 

操体において「妖しい世界」の気づきの助けとなるのが、

橋本哲学の最重要項目でもある「救いと報い」。

 

普段「私は救われているわ」って実感することってあまりないように

思います。「私ってラッキー!」くらいならあるかもしれません。

私自身も自分が救われているなんて操体を学ぶ前には感じたことはあり

ません。どちらかというと「良くも悪くも自分次第」って考えでした。

「救い」がなくて「報い」の中で生きていた感じです。

 

でもそうすると段々しんどくなってきません?

 

「救われている自分」がいるのに、それに気づかず「独り相撲」を取っ

ているかのような状態に陥ってしまいます。

 

学びの段階で「救いと報い」の受け取り方も変化してきていますが、今は

「救われている自分」に気づくことで「自己責任」とか「自力自療」とい

ったことが可能になると思っています。

 

以前は「自己責任」や「自力自療」を通して「救われている自分」に気づけ

るようになると思っていましたが、どうも逆のようです。

あくまで私の解釈です(笑)

 

「陰陽」が「太極」から生まれてくるように、「報い」という「現象世界」も

「救い」という目に見えない世界から生まれます。

 

つまり、言葉はあれですけども「頑張ったからたどり着ける境地」ではなくて

「もともとあったものに気づく」っていうか、「委ねることができる」ってい

うか「ジタバタしなくてもいい」っていうか、そういう在り方を設定すること

で「自分の想像を超えたところから何か知らんけど」みたいに受け取ることが

できるというのが「妖しい世界」の学びだと思います。

 

自分自身がネガティブに陥らないような在り方や、見えない世界と向き合う在

り方はこういった操体の学びや、その学びを支える師弟関係によってさらに充実

してくると思いますが、ここから先の続きは是非操体フォーラムで(笑)

 

一週間お付き合いありがとうございました。

 

明日からは「韻」と「踊」を操る寺本実行委員です。お愉しみに!

 

2015年冬季東京操体フォーラム 12月5日(土)6日(日)二日間開催決定

詳細は東京操体フォーラムHPをご覧下さい