東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

ヒヨコと陰陽 その4

カタカムナに「マワリテメクル」という言葉があるそうです。

 

何だか魔法の呪文のようなんですが(テクマクマヤコン?)、

これは「回りて廻る」ということだそうで、

「自転しながら公転する」姿なんだそうです。

 

陰陽の陰は遠心的なエネルギー。

そして、陽は求心的なエネルギー。

そうした状態がまじりあって螺旋となり、

その姿が循環して宇宙のエネルギーということなんだそうです。

 

何だかよくわかりませんが、

とにかく「ぐるぐる」はスゴイってことなんでしょう。

だからホセ・メンドーサコークスクリューパンチは強烈なんですね。

なんたって宇宙パワーパンチなんですから。

 

まぁそんなことはどうでもいいんですが、

操体法にも「渦」の名称がついた第三分析と呼ばれる操法があります。

従来の操体法のイメージとは違った摩訶不思議な操法なんですが、

からだの芯まで響くような(快適)感覚が味わえます。

 

ワタシも初めてうけたときは驚きましたよ。

「これで治るなら指圧やマッサージってなに?」って思いましたもん。

 

でも、本当はそういうことじゃないんですよね。

操体法とか、指圧とか、整体とか、大事なのはそういったことじゃないんです。

 

操体を学ぶと何となくそういったことがわかってきます。

やっぱり「名称などどうでもいい。大事なのは真理だ!」ってことなんですよ。

あっこれは橋本先生のお言葉ですから。念のため(笑)。

 

中谷祐祥

 

2015冬季東京操体フォーラム 12月5日(土)6日(日) 二日間開催します

詳細は東京操体フォーラムHPをご覧下さい