近所に綿の木を育てている方がいて、
11月頃になると、綿が吹き出しています。
『ふわふわ』したものが枝についている光景は、
なんとなく、優しい気持ちになります。
今朝は、その綿の上にも雪が積もり、いつもより少し大きな綿になっていました。
急ぐ気持ちに、つかの間の休息を与えてくれます。
あせをかきながら、学問に取り組む師の姿を感じながら、
わが身を置き、学ぶことのできる環境は、
どんなに幸せなことでしょう。
どんなに嬉しいことでしょう。
こころの豊さに包まれた日々は、創造性に富んでいます。
追いつくことのない目標を、追いかけている時間は、
集中をこえて、
熱中しています。
宮大工、小川三夫さんの著書『棟梁』という本があります。
- 作者: 小川三夫,塩野米松
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2011/01
- メディア: 文庫
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そのなかに「早く言葉というもんから離れないと、頭も体もいうことをきかんぞ。」
「体から体に技や考えや感覚を移すのが職人の修行だ。」という文章があります。
ひとつひとつの文章を噛み締めながら読みました。
技を伝え、人を育てる、愛を感じる一冊でした。
「2015年春季東京操体フォーラム」開催決定
4月29日(祝)に開催いたします。
『目からウロコ』のプログラムを企画しております。
詳細は以下、「東京操体フォーラムHP」をご確認ください。
http://www.tokyo-sotai.com/?page_id=980