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東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

ポジティブ・エネルギーとネガティブ・ネルギー

 ネガティブなエネルギー、そのものについても少し触れておきたい。 なぜなら、ポジティブやネガティブというのもすべてが自分の意識の中にあるからだ。 我々の意識には、外というものはない。 我々が考えられるもの、知覚できるものは、すべて我々の意識の中にある。

 

 ネガティブなエネルギーというのは、「肉体」 とスピリットである 「霊的な部分」 と頭で考えるマインドの 「思考部分」 という三つが調和していないから起こってくる。  からだというのは、自分のペースに合わないことを知らせてくれるようになっていて、 それが病気という形で表れてくることもある。

 

 もし、頭の部分が一所懸命、先に行こうとして、からだの部分を無視しようとするとき、そのからだの自然のペースを無視してしまうことになる。 頭で一所懸命急いでばかりいて、からだに無理をさせると、結局は自分の思うことができなくなってしまうのだ。

 

 いつの間にか我々の頭は 「忘れる能力」 を創りだしてしまった。 それは自分がすべてのことを選択しているのだということを忘れさせてしまった。 そのような 「表層意識」 と 「潜在意識」 を創りだしてしまったがために、ときにはその潜在意識を選択していることもあるが、今ここという現在で体験していることはすべて、自分が選択した結果であるということを理解しなければならない。

 

 選択というのは、自分の中にある一番強い観念が実現するような状況を、自身に引き起こす傾向が強くある。 たとえば、「嫌なことが起きるのではないか」 と怖れているとき、よりポジティブなものよりも、怖れているネガティブなもののほうが起きると信じていることになる。 心配性の人の病気が重症化するのも、強い怖れからくる観念がその原因であることに間違いない。

 

 この怖れるということは、ネガティブな現実を自分で選択しているということになる。  しかし、この現実世界のすべての状況は、本質的には絶対的な中立であり、それ以外には存在しない。 

 

 我々は自分の中の観念や価値観を使って、それがポジティブである、あるいはネガティブであると決めているわけだ。 その選択に際して、好奇心と驚きをもって何かを選ぼうとするとき、ポジティブな結果が出てくる。 それとは逆に、恐れから何かを退けようとするときには、ネガティブな解釈を選択してしまう。 その結果、ネガティブなものを呼び寄せることになる。