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東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

痛みとネガティブ・エネルギー

 

 

 今日は、ネガティブなエネルギーに関係の深い、からだの痛みについて考えてみる。  基本的に痛みは、単なる抵抗である。 それは古いネガティブな考え方を、自分の中でいろいろとプロセスしているかも知れない。 そういうものをクリアーにしようとすると、ブロックとか、ひっかかるものが出てきたりする。

 

 このような痛みをヨーガ的に診ると、背骨に沿って出てくることが多い。 いわゆるクンダリニー・エネルギーと呼ばれているものである。 このクンダリニー・エネルギーが上がったり下がったりして、所々でひっかかったり寄り道をしたりすることもある。 

 

 そんな痛みが起こったとき、そこの部分に息を吸い込んでみる。 そして自分の観念も少し変えてみるのである。 新しいエネルギーが自分の中に入ってくるとき、それが痛みを伴うのは、いま受け取っているエネルギーより、本当の自分のエネルギーが低いと思い込んでいるときだ。 それは新たなエネルギーと自分のエネルギーがまだこれだけ違うのだと決めつけているとき、対処できないと思っているものを、受け取ることができないことになってしまう。

 

 それじゃ困るので自分の頭の中で決めている定義づけを、少しリラックスさせ、ゆるめてみよう。 そして、自分は、入ってくるエネルギーと同じもの、対等なものだと再定義づけしてみる。 力学を知っている人は、摩擦は二つのものが擦れるときに起きることを知っている。 だから、新たなエネルギーを受け取れないと思ったときには、二つの間に摩擦が起きていると考えられるのである。 

 

 それが自分のからだの内臓から、いま自分が直面している問題にまで出てくる。  そして社会がどう考えているか、自分のからだがどうエネルギーを受け入れるかということからも摩擦は出てくる。 ゆえに最初にやることは、自分がそのエネルギーと対等だと知ることである。 それによって摩擦が減ってくる。

 

 摩擦が起こるのは、自分のエネルギーと新たなエネルギーを対等にすることを怖れているからである。 たくさんの人がこれをやっている。 自分がそうなってしまったら、どこか未知の分野に足を踏み込んでしまうという怖れだ。 

 

 しかし、なぜ未知のものを自動的に怖れてしまうのか。 それは我々が長い間、未知のものは怖いもの、ネガティブなものと教えられてきたからである。 でも我々は、すべて間違いなく創造者である。 自分の考えていることを、自分の外に創りあげていくことができる人類なのだ。 だから、未知のものをポジティブなものだと考えれば、ポジティブなものしかやって来ないということになる。 どんなことが起きても、それをポジティブに使えないということはないのである。 怖れる対象が問題なのではなくて、怖れること自体が問題なのだ。