東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

6日目・・・失敗のしつらえと型

「何が失敗なのか、よくわからない」

 

なに言っているんだ此奴は・・・と思うのが普通の反応である。

この場合の普通は、”KY”(=空気読めない)、困った下手な輩に多い。

 

これには、始めから色々と教わり、その都度教えてもらいながら、

やって失敗しながら、徐々にできるようになっていくプロセス。

 

だが、ある環境において、真摯な愛に基づく”しつらえ”と”型”により、

超越した、上手いとしか表現できない人間を育て上げる場合もある。

 

それは、超一流と呼ばれる世界の人間が人を育て上げるプロセス。

 

つまり、弟子入りしてからしばらくは、ただただ見ているだけで、

実際には何もやらせてもらえず、やるのは仕事の雑用くらい。

 

そして、ある時を経て「間」を観ていた師は、突然許可を与える。

 

すると、師を観ていただけの弟子は、失敗経験の全くない状態で、

結構出来て、更に凄いレベルまで到達していくことも可能となる。

 

・・・ん?どこかで聞いたような話だなぁ。どこだったかなぁ(笑)

 

 

あっちの一言:人間はウンコしてスッキリ、スッキリして腹が減り、

       腹が減ったら食べて、そしてウンコしてスッキリ。

       その妙味を味わいつつ、心に響くなのは、その合間。

       意識で、何処に性エネルギーをどう扱うのか・・・だ。

 

 

2016年春季東京操体フォーラムは4月29日(金)開催です。

http://www.tokyo-sotai.com/?p=1278

テーマは「上手い下手について」