東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

7日目・・・介入している

病院に行けば、検査も行う。

相談されれば、傾聴も行う。

医療も介護も、機器だけでは成立しない。

 

ここに人間同士の意識、ひとつの介入問題は生まれる。

このことで何か、全体の状況は変化してしまう。

 

介入の下手な人間は、勘違いが多い。

謙虚に、あるがままではなく、我欲でわがままである。

 

物理の観測問題ではないが、何か意識で介入する事は、

相対的関わりのみならず、絶対的に「からだ」と関わる。

 

この真理を、もっと、もっと、丁重に扱う必要はある。

この真理に、上手いと下手は生まれるのだから。

 

なぜなら、介入によって、そこからの生き方も変わるし、

その介入選択は、刺激的だったのか、接触的だったのか。

 

「からだ」に自ら関わること、その意識は変わったのか?

人が人らしいあるべき姿へ、自律性ある本来の姿に導く。

 

物事の考えかたのフレームを、少し変えただけで、驚く。

上手い介入とは、その「意識」を変えることなのである。

 

 

さて、いよいよ春季東京操体フォーラムまで三週間です。

明日からは、妙味も珍味もしゃぶり尽くす快男児こと、

日下実行委員のブログ週となります、お愉しみにッ~!!

 

 

あっちの一言:性エネルギーは、つつがなく代謝しないと、

       「からだ」に不都合も生じてくるのだ。

       男も女も、発散経路を通していない場合は、

       性エネルギーは、内向して精神的に攻撃し、

       メンタルに不具合を生じてしまいやすい。

       これは、性的要求(欲求でない)の昇華による、

       快のイデアと、遊びに極まるのである。

       故に性は、活き、生き、息に往き粋でもある。

 

 

 

2016年春季東京操体フォーラムは4月29日(金)開催です。

http://www.tokyo-sotai.com/?p=1278

テーマは「上手い下手について」